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06月16日-一般質問-03号

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  1. 燕市議会 2022-06-16
    06月16日-一般質問-03号


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    令和 4年  6月 定例会(第2回)    令和4年第2回燕市議会定例会会議録(第3号)           令和4年6月16日(木曜日)午前9時30分開議議事日程 第 1  一般質問本日の会議に付した事件 日程第 1  一般質問出席議員(17名)   2番 岡 山 秀 義 君     3番 田 澤 信 行 君   5番 柳 川   隆 君     6番 宮 路 敏 裕 君   7番 小 林 由 明 君     8番 樋 浦 恵 美 君   9番 中 山 眞 二 君    10番 山 﨑 雅 男 君  11番 タナカ・キ ン 君    12番 塙     豊 君  13番 丸 山 吉 朗 君    14番 長 井 由喜雄 君  15番 齋 藤 信 行 君    16番 渡 邉 広 宣 君  17番 大 岩   勉 君    18番 土 田   昇 君  20番 大 原 伊 一 君欠席議員(1名)  19番 渡 邉 雄 三 君説明のため出席した者の職氏名  市  長 鈴 木   力 君   副 市 長 南 波 瑞 夫 君  教 育 長 小 林 靖 直 君   総務部長 遠 藤 一 真 君                  (筆頭部長)  総 務 部 堀 越   巌 君   総 務 部 田 辺 一 幸 君  政 策 監             主 幹 兼 (広報監)             企画財政                   部 主 幹  企画財政 春 木 直 幸 君   市民生活 前 山 正 則 君  部  長             部  長  健康福祉  原 田 幸 治 君  健  康 本 間   修 君  部  長             福 祉 部                   医療主幹  産業振興 若 井 直 樹 君   都市整備 高 波   茂 君  部  長             部  長  教育次長 太 田 和 行 君   教育委員 鈴 木 華奈子 君                   会 主 幹  総務課長 石 田 進 一 君   広報秘書 本 間 幸美子 君  兼選挙管             課  長  理委員会  事務局長  市民課長 小 柳 悦 鼓 君   生活環境 清 水   強 君                   課  長  社会福祉 鈴 木 弘 幸 君   健康づく 篠 田 有 華 君  課  長             り 課 長  商工振興 柄 澤 兼 二 君   観光振興 柴 山 文 則 君  課  長             課  長  都市計画 髙 橋 英 明 君   学校教育 岡 部 清 美 君  課  長             課  長  (空き家  等対策推  進室長)  学校教育 今 井 泰 輔 君   学  校 篠 崎 健太郎 君  課 統 括             教 育 課  指導主事             指導主事  選挙管理 高 山 貴 博 君  委員会事  務局次長職務のため出席した者の職氏名  議会事務 丸 山   篤 君   議会事務 酒 井   緑 君  局  長             局議事課 (議事課長)            課長補佐  議会事務 小 川 真 澄 君   議会事務 伊 藤 崇 人 君  局議事課             局議事課  議会係長             主  任          午前 9時29分 開議 ○議長(大原伊一君) 全員ご起立願います。おはようございます。  初めに、渡邉雄三君より欠席の届出がありましたので、報告しておきます。  ただいまの出席議員は17名で、定足数に達しております。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、タブレットに配信しました議事日程どおり進めたいと思いますので、ご了承願います。 △日程第1 一般質問 ○議長(大原伊一君) それでは、日程第1 市政に対する一般質問を行います。  最初に、17番、大岩勉君に発言を許します。 ◆17番(大岩勉君) 皆さん、おはようございます。それでは、通告に従いまして質問させていただきます。大きく分けますと、1つは、燕市長選挙の結果について、2番目に、県議会補欠選挙での燕商工会議所による不正な選挙支援問題について、3番目として、成年後見人制度について、4番目として、中学校部活動の推進について、一般質問でお伺いしたいと思います。  大項目1、燕市長選挙の結果について。中項目同じく、小項目1、2万2,222票、鈴木市長としては市長選挙で初めて得た大きな得票数ですが、得た得票の重みと市長選挙を振り返って感じられたことをお伺いいたします。  ②、告示日になってもポスター掲示にアルバイトを募集していた相手候補の得票7,283票に対しては、どのように感じられているかお伺いいたします。  ③、投票率が45.31%でした。過去の市長選挙の平成15年12月、57.03%、平成16年9月、60.69%と比べても、今回の得票率の低さの原因はどこにあると思われるかお伺いいたします。  大項目2、新潟県議会議員補欠選挙での燕市及び選挙管理委員会の問題点についてお伺いいたします。中項目同じく、小項目1、候補者が告示後有権者に配布できるものは、法定はがき以外に何があるのかお伺いいたします。  ②、燕商工会議所会頭と専務が当選された県議候補者名が大きく掲載されている集会の案内チラシを大量に投票日直前にファクスされていますが、選挙違反行為に当たるのではないかお伺いいたします。  ③、燕商工会議所は、燕市より補助金が交付されている団体であります。補助金が広報事業費として選挙利用されているならば大問題であり、減額するか返済請求されるべきと思うが、市長及び筆頭部長、総務部長の見識を伺います。  ④、期日前投票所は、投票率を上げるために設置されており、手続も簡素化されたはずなのに、燕庁舎では期日前投票宣誓書を持参しても投票できないのはなぜかお伺いいたします。  大項目3、成年後見人制度の利用増加に伴い、後見人不足が懸念される対策についてお伺いいたします。中項目同じく、小項目1、認知症などで判断能力が不十分な人を支援する成年後見人制度で、制度利用に向けた調整を担う中核機関の設置を燕市はされているのかお伺いいたします。  ②、高齢化により成年後見人制度の利用増加を背景にニーズが高まっています。中核機関を設置し、市民サービスに取り組むべきと思いますが、担当の所見をお伺いいたします。  大項目4、燕市中学校スポーツ部活動の推進計画を伺います。県が進める地域運動部活動についてお伺いいたします。小項目1、県の部活動改革検討委員会は、各市町村教育委員会地域移行後の受皿として活動を担う総合型地域スポーツクラブや各競技団体の主導でモデル事業の整備を進めており、燕市としての取組状況をお伺いいたします。  ②、国は2023年度から中学校の休日の部活動を地域の活動に段階的に移行する方針を掲げました。燕市教育委員会としての所見をお伺いいたします。  ③、学習指導要綱に学校教育の一環とする記載があることで部活動は教員の責任で運営されてきましたが、部活動の新たな動きが進むと思います。現状の部活動の休部、廃部はされないと思いますが、教育長の所見を伺います。  これで1回目の質問を終わります。 ◎市長(鈴木力君) おはようございます。それでは、大岩議員のご質問に順次お答えしてまいります。私からは、1番の(1)市長選挙の結果についてのご質問にお答えします。また、教育長から4番の(1)の③、燕市中学校の部活動の休部、廃部についての所見について答弁させていただきます。それ以外の項目につきましては、選挙管理委員会事務局長ほか、担当部長等からそれぞれ答弁させていただきます。  初めに、ご質問1、(1)、①、選挙を振り返っての感想についてお答えいたします。今回4度目にして初めて対立候補がある中での選挙戦だったわけですが、大変よい経験をさせていただいたというのが率直な感想でございます。新型コロナウイルス感染症の第6波が拡大する中での選挙ということで、活動に様々な制約を余儀なくされましたが、1週間つじ立ち、街頭演説、タウンミーティング個人演説会と、できる限りのことをやることができました。そうした活動の中で市民の方々から直接応援の声をかけていただくことがいかにうれしく、勇気が湧いてくるものなのか、身にしみて感じることができました。また、タウンミーティングでは若者や女性の方々と2時間近くじっくりと意見交換することができ、今後の政策に生かせるヒントをいただくこともできました。結果として2万2,222票、投票者の約4分の3、75%のご支持をいただけたことは、これまで取り組んできたことが評価されたものとうれしく思っています。そして、同時に今後のさらなる市政発展への期待の大きさでもあると受け止め、改めて身の引き締まる思いでございます。2のぞろ目という得票数は、私にとって一生忘れることができない数字でございます。この市民の皆様からいただいた票の重さをしっかりと胸に刻み、その期待に応えられるよう全力を尽くしてまいりたいと考えています。  次に、1の(1)の②、相手候補の得票数に関する所感についてのご質問にお答えいたします。私にとって初めての経験でしたので、相手候補の得票数が多いのか少ないのか、正直申し上げてよく分かりません。それぞれの立場でそれぞれ評価されればそれでよいのではないかと思います。いずれにいたしましても、投票者の約4分の1、25%の方が私の市長継続を選ばなかったという事実は謙虚に受け止め、今後の市政運営に生かしていくことが大切であると思っています。私を支持された方の期待に応えることはもちろんですが、支持されなかった7,284人のうち一人でも多くの方が、あのときは投票しなかったけど、結果的に鈴木でよかったんじゃないかと思っていただけるよう、燕市政発展のために誠心誠意取り組んでまいります。  最後に、1、(1)、③、今回の市長選の投票率の低さに関する私の所見についてお答えします。一般論として、市を二分するような明確な争点がある場合、投票率は高くなるものと思われます。前回の市長選挙は、合併直後の新燕市として初めての選挙ということもあり、有権者の方々にとって関心が高かったものと推測されます。今回の選挙は、相手候補の出馬理由が4期連続の無投票を阻止するであったと承知しています。もちろん若者の政治離れという背景もあると思いますが、今回の選挙においては市民の関心が高い大きな政治上の争点はなく、報道機関の表現を借りれば、私の3期12年の市政運営に対する信任投票的意味合いの強い選挙だったことが投票率の伸び悩みにつながったのではないかと思います。  以上です。 ◎教育長(小林靖直君) おはようございます。私からは、4の(1)の③、燕市中学スポーツ部活動、現状の部活動の休部、廃部についての所見をお答えいたします。  部活動の休部、廃部につきましては、各学校がそれぞれの実情に応じて判断をしております。このたびの地域移行を直接的な理由として休部、廃部を考えている学校はありませんが、今後少子化が進み、生徒のニーズの多様化も進んでいること等を考えると、学校によっては今後休部や廃部を検討しなければならない状況になることも考えられます。生徒が自主的、主体的に参加できるよう、生徒のニーズを鑑みながら環境を整えていくことが大切であると考えております。 ◎総務課長選挙管理委員会事務局長石田進一君) おはようございます。私からは、大項目2の(1)の①、②、④についてお答えいたします。  初めに、ご質問の2の(1)の①、候補者が告示後、有権者に頒布できるものについてお答えいたします。公職選挙法の規定により、県議会議員選挙選挙運動期間中に紙で頒布することができる文書図画は、選挙運動用の通常葉書8,000枚とビラ1万6,000枚の2種類に限られております。なお、一定の条件の下、ウェブサイト等電子メールを利用して頒布することは認められております。  次に、ご質問の2の(1)の②、集会の案内チラシの頒布についてお答えいたします。一般的に、文書図画の頒布が選挙違反行為に該当するかどうかは、頒布された文書図画の内容と頒布された時期、場所、方法等を総合的に勘案して判断されます。議員ご質問の個人演説会案内チラシの頒布につきましては、県選挙管理委員会に確認をしたところ、違法の文書図画に当たるおそれがあるとの回答でありましたので、市選挙管理委員会では関係者に事実を確認した上で注意をするとともに、燕警察署へ情報提供を行ったところでございます。  次に、ご質問の2の(1)の④、新潟県議会議員補欠選挙の期日前投票における対応についてお答えいたします。このたびの選挙につきましては、告示日の関係から期日内投票の開始日が、県知事選挙は5月13日から、県議会議員補欠選挙は5月21日からと、期間が異なっておりました。このため、県知事選挙の投票のみを済ませた方が再び県議会議員補欠選挙の投票に訪れる場合もあり、その際県知事選挙の投票用紙を誤って再度交付することがないよう、事務従事者には慎重に確認作業をするよう指示をしていたことから、手続に少々お時間がかかってしまったと考えております。今後とも迅速、確実な選挙事務に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◎産業振興部長(若井直樹君) 私からは、ご質問2の(1)の③、燕市が交付した補助金が広報事業費として選挙利用されていないかにつきまして、商工会議所を所管しております産業振興部のほうからお答えをいたします。  市からの補助金については、補助金交付申請書事業計画書による広報事業としては、月1回発行しているつばめ会議所ニュースの印刷、新聞折り込み等に関わる経費に充当することとなっており、ご質問のチラシのファクス送信費用には充当していないということを燕商工会議所に確認をしております。  以上でございます。 ◎健康福祉部長(原田幸治君) おはようございます。私からは、大項目の3、成年後見制度に関する対策についてお答えいたします。  ご質問の3の(1)の①、燕市における中核機関の設置状況と②、中核機関の設置に関する見解については、関連がありますので、一括してお答えいたします。市では、現在中核機関を設置しておりません。議員ご指摘のとおり、高齢化に伴う成年後見制度のニーズの高まりにより、制度利用に向けた調整などを担う中核機関の整備が必要となっております。また、国では全市町村に対して、令和6年度末までに中核機関の整備をするよう求めております。そのため、市ではこれまで燕市社会福祉協議会や新潟県弁護士会、新潟県司法書士会、新潟県社会福祉士会との協議を進めてきており、現在令和5年4月の中核機関の設置を目指して取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) おはようございます。私からは、4の(1)の①、②についてお答えいたします。  4の(1)の①、部活動地域移行に係る市の取組状況についてお答えいたします。市教育委員会では、令和4年2月25日に燕市部活動在り方検討委員会の第1回を実施し、令和5年度からの休日の部活動の段階的な地域移行を踏まえて、今後どのような部活動の在り方とするのがよいか、また生徒の休日のスポーツ、文化活動の機会を確保するため、地域が運営主体となり、実施できる環境をどのように整備していくかについて検討を始めております。本年度において燕市部活動在り方検討委員会を4回程度さらに実施し、その中で市の令和5年度からの休日の部活動の在り方について検討してまいります。  次に、4の(1)の②、中学校の休日の部活動を地域の活動に段階的に移行することについてお答えいたします。市教育委員会としては、令和5年度からの休日の部活動の段階的な地域移行において大切なことは、生徒が自主的、主体的に参加できる休日の活動機会を確保するため、地域が運営主体であるスポーツ、文化活動を実施できる環境を整備していくことだと考えております。市では、地域移行の受皿足り得るつばくろいきいきスポーツクラブを令和元年度から設立しております。このクラブは、原則部活動休止日である日曜日に実施され、その運営を市スポーツ協会に委託している事業であり、生徒の休日の活動機会を確保する土台になり得るものだと捉えております。燕市部活動在り方検討委員会において、生徒の休日の多様な活動機会が確保できるように検討を進めてまいります。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) それでは、順次再質問させていただきます。  今回の燕市長選挙は、燕商工会議所会頭、吉田、分水商工会会頭からも支援されてのスタートでした。告示日以前から市民の多くからは優勝劣敗、要は勝負がついている選挙だねかと言われておりました。しかし、2万2,222票の重みを、市長選公約を遵守され、鈴木市長は取り組むべきと思いますが、いま一度その市長としての所見を伺います。 ◎市長(鈴木力君) 先ほど申しましたように2万2,222票、投票者の約75%のご支持をいただいたことは、これまでの実績が評価されたものと大変うれしく思っていますし、同時に今後も頑張れとさらなる期待を込めてのものだったということで、改めて身の引き締まる思いでございます。市民の皆様からいただいた票の重さをしっかりと胸に刻み、選挙公約を実現させながら、その期待に応えられるよう全力を尽くしてまいります。 ◆17番(大岩勉君) 私は、市長選挙のとき、地元のスーパーマーケットの前で鈴木市長の街頭演説を聞いていました。鈴木市長の中学時代、バスケットボール部選手をされている頃を思い出しました。もう少しパワーあるプレーができないんかなと思ったものですが、よく役が人をつくると言われていますが、パワーに満ちた街頭演説を聞くうちに、新潟県20市の代表指導者になるべき、一意専心、目的を持って邁進していただきたいと思いました。燕市長の鈴木市長としての所見をお伺いいたします。 ◎市長(鈴木力君) 確かに中学時代、骨皮筋右衛門と言われ、痩せておりまして、ちょっと持久力がなかったことを思い出しました。  さて、4期目になりますと県市長会の中でも古株の一人に数えられるようになります。今回おかげさまで単に期数を重ねるだけではなく、選挙の洗礼を受けていない市長というレッテルを外すことができましたので、今後はほかの市長さんたちからもさらに一目置かれるような存在になるよう、よりパワフルに燕市長としての職務に一意専心、邁進してまいります。 ◆17番(大岩勉君) 市長選についての小項目2、3については、先ほど市長さんの答弁の中で分かりました。  次に移ります。2番目の質問になります。新潟県議会補欠選挙の件につきましてお伺いいたします。私たち市会議員後援会活動で自身の市政報告会や活動のための案内をいたしますが、選挙直前、まして告示後はそういうことはいたしません。県議選補欠選挙に向け、違反のないようきれいな選挙は市民の願うところであり、公職選挙法を遵守し、公正な選挙が行われるようお願いしたいと選管長が訓示されたことはご存じか、担当の所見をお伺いいたします。 ◎総務課長選挙管理委員会事務局長石田進一君) お答えいたします。  今ほどの公職選挙法を遵守し、公正な選挙が行われるようにお願いしたいということで、県議選の補欠選挙立候補者説明会の際、委員長がそのように話されておりまして、私も出席しておりましたので、承知しております。市選挙管理委員会といたしましては、公平公正できれいな選挙が展開できるよう努めているところでございます。 ◆17番(大岩勉君) 選挙管理委員会にいま一度お聞きしたいと思います。告示後ですよ。告示後、不特定多数の市民や企業に個人演説会などの案内を無差別にLINEを使ったファクス送信などはできないと思いますが、選挙管理委員会の所見をお伺いいたします。 ◎総務課長選挙管理委員会事務局長石田進一君) 先ほどもご答弁させていただきましたとおり、県議会議員選挙運動期間中に紙で頒布することができる文書図画につきましては、基本的には選挙運動用の通常葉書とビラの2種類に限られているものというふうに考えております。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) そうなんです。そのとおりなんです。  そこで、お聞きします。2に移ります。小項目の2、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻がロシアのプーチン大統領指示より行われていますが、傲岸不遜な行いです。なぜこの場でこのようなことを切り出したのかは、燕市より補助金610万円以上を交付されている倫理法人会の大きな垂れ幕を掲げている燕商工会議所にも、県議補選当選をされた、当時候補者を当選させるべき目的で倫理に反する違法行為を指示、推進するプーチンのような人物がいたからです。告示後の投票日前に燕商工会議所会頭は、自身が相談役をされている候補者を勝たせるために、燕商工会議所の職員に指示し、候補者名が大きく書かれた、このようなチラシなんです。案内チラシ燕商工会議所会員LINEを使ったファクスで何千万単位で送信されたことは明白であります。選挙管理委員会は、確認、把握されたと思いますが、お聞きいたします。
    総務課長選挙管理委員会事務局長石田進一君) 今ご質問の案内チラシでございますが、1,000枚ほどファクス送信されたということは市選挙管理委員会といたしましても確認をしてございます。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 私どもの会社に5月22日頃、県会議員候補者名が大きく書かれたこのような案内チラシがファクスで送信されて届きました。私は、数社に確認しましたら、同じく届いているとのことでした。5月24日11時、私は候補者事務所に抗議、注意に行きました。七、八名のスタッフがおりました。すると、どうでしょうか。候補者の奥さんが私に応対され、この事務所ではそんな行為はしていませんとはっきり言われました。ただし、そこで終わりませんでした。その件については、燕商工会議所会頭さんが行っていることですと自ら話されました。おかしいですね。候補者奥さんが承知されていたことは、候補者本人も関与し、選対ぐるみの行為と思われませんか。お聞きいたします。 ◎総務課長選挙管理委員会事務局長石田進一君) お答えいたします。  この件は、候補者陣営内のことでございますので、市選挙管理委員会といたしましては承知はしてございません。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 私は、なぜこうして強く言うかといいますと、その後11時55分に燕商工会議所に電話したんです。専務さんが対応されました。一連の行為をやめるよう私が話しました。ただし、上の指示に逆らえないような立場を言われました。それで、午後から選挙管理委員会、燕警察署に届け出るからと話を切りました。私は、それで燕市役所、選挙管理委員会、燕警察に一連の行為を伝えると、確認し、注意、指導するとのこと。その後、選挙管理委員会が確認された内容をお伺いいたします。 ◎総務課長選挙管理委員会事務局長石田進一君) それでは、今ほどのご質問の案内チラシの件でございますが、先ほどもご答弁させてもらいましたとおり、県選挙管理委員会で確認をしたところ、違法の文書図画に当たるおそれがあるということでしたので、私ども燕警察署のほうへ情報提供を行ったところでございます。その後につきましては、市選挙管理委員会では把握はしてございませんので、警察において詳細を確認しているものというふうに考えております。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 私は、この件なぜ強く言うかというと、次に続くんです。燕商工会議所会頭、この方は燕市議も1期されております。燕商工会議所職員に指示し、告示後、自身の支持する候補者名が大きく明記された先ほど出した文書を、知名度をアップさせ、当選させるべく、告示後行われた行為なんです。燕商工会議所会員のLINE活用の無差別大量ファクス送信、確信犯なのです。結果は、3候補者のそれぞれの得票は、1万3,049票、1万1,914票、1万1,114票、票差は微差であります。当落に大きく影響したと思われませんか。選挙管理委員会として許されることなのか、担当の所見をいま一度お聞きします。 ◎総務課長選挙管理委員会事務局長石田進一君) このたびの案内チラシに関しましては、選挙違反行為に該当するおそれがございましたので、警察へ情報提供するなどの措置を取ったものでございます。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) これからのことをよく聞いていただきたいんです、選管も。燕市選挙管理委員会は、燕商工会議所会頭の猪突猛進的な行為をこのまま許されるとするならば、今後燕市で執行される全ての選挙、特に10月改選がされる燕市議会選挙、候補者全員が同様な行為を取ったならば前代未聞であり、燕市の恥であります。輝く燕どころか、日本中の笑い物となるものと思われませんか。鈴木市長は、市長選公約で「深化!進化!真価! 輝く燕」、「日本一輝いているまち・燕市」と公約されました。燕商工会議所会頭の県議補選での一連の行動は、鈴木市政に対しても軽挙妄動な行為と思われませんか。鈴木市長及び選挙管理委員会の所見をお伺いいたします。 ◎市長(鈴木力君) 選挙の執行に関しましては、選挙管理委員会において、疑わしい選挙行為があった場合には速やかに警察へ情報提供するなど、適切に行われるべきであり、行われているものと考えております。 ◎総務課長選挙管理委員会事務局長石田進一君) お答えいたします。  市選挙管理委員会といたしましては、今後とも県選挙管理委員会や燕警察署と連携を図りながら、公平公正な選挙の執行に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆17番(大岩勉君) 2の(1)の③に移ります。燕商工会議所に燕市から商工業振興団体事業交付金が支給されております。内訳の中に広報事業費としても申請利用されていますが、県議補選に利用したのであれば減額するか返還請求するべきじゃありませんか。選挙違反行為に等しい行為に使われたと思います。燕商工会議所会頭らに産業振興部長として親しく業務に関わっておられた筆頭部長である総務部長にお聞きしいたします。商工業振興団体事業交付金支給に対し、問題点はないのか所見を伺います。 ◎総務部長(筆頭部長)(遠藤一真君) ただいまの燕市商工会議所が、そのようなものを補助金から支出したのであれば、補助金を減額するか、あるいは返還請求すべきではないかという点についてお答えしたいと思います。  先ほど産業振興部長が答弁したとおり、燕商工会議所から申請のありました令和4年度の補助金交付申請書では、広報事業としてつばめ会議所ニュースの印刷や新聞折り込み等にかかる経費などに充てるという内容になってございます。この件について商工振興課が燕商工会議所に確認したところ、ご質問のチラシのファクス送信費用については、燕商工会議所からではなく別の政治団体のほうから支出しているということを確認しておりますので、商工会議所に対する補助金支給については問題ないものと認識しております。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) 別の政治団体といいましても、商工会議所にはそのような政治活動を許すべき団体があるのは分かっています。同じなんですよ。その辺はカモフラージュしているだけであって、私から言えば何ら変わることありません。その辺は、私は議員生活長い、選挙もいろんなことをやっているので、知らないと思ってそういうことを言うんですけども、それは百も承知しているんですよ。これは、あなたを責めることはできませんので、これ以上のことは言いません。  次に、移ります。私は、今回やっぱり投票しようと思いまして、家内を連れまして、期日前投票宣誓書を持参して、県議補欠選挙のため燕庁舎に行きました。入場券裏面の宣誓書を記入し、持参すると受付を早くできると明記されていますが、再度会場で別紙の期日前投票宣誓書を記入しました。また、そこに3人の投票監視員がいたので、どういうことかと尋ねても、分からないのか返答は皆無でした。投票率向上を目標として期日前投票、手ぶらでオーケーとありますね。手続簡単、時間もかかりません、このうたい文句は何でしょうか。選挙管理委員会の再度の説明と所見を伺います。 ◎総務課長選挙管理委員会事務局長石田進一君) 先ほどもご答弁させていただきましたとおり、このたびの県知事選挙、県議補選につきましては、期日前投票の期間が異なっておりましたので、事務従事者には二重交付などのミスがないよう慎重に確認作業をするよう指示していたことから、少々時間がかかってしまったものと考えております。また、事前に宣誓書のほうご記入いただいたんですが、その辺についても担当のほうで気づかなかったというところがございました。選挙事務は、正確さもさることながら、迅速さというのも大切でございます。今後とも正確さ、迅速さが両立できるよう、事務従事者に指導してまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 ◆17番(大岩勉君) 私は、言っておきます。本人確認がしっかりできればそういったとこスムーズにいくように受付の方たちにもう一度やっぱり指導していただきたい、それはお願いしておきます。  次に移ります。3番、成年後見人制度の利用増加に伴い後見人不足が懸念され、市民後見人など調整役の中核機関を県内で設置済みなのは、新潟市、三条市、新発田市、阿賀野市、妙高市、佐渡市、阿賀町の7市町と聞きます。未設置の23市町村のうち、大半は前向きに検討している、将来的には設置したいとの考えですが、燕市としての方向性の考えを伺います。 ◎健康福祉部長(原田幸治君) お答えいたします。  先ほどの答弁の中でお答えしたとおり、現在令和5年4月の中核機関の設置を目指して取り組んでおりますので、よろしくお願いいたします。 ◆17番(大岩勉君) そのように是非、他市に合わせながら、できるだけ早く進めるようにまた努力していただきたいと思います。  最後の4番目の質問に移ります。①、②、③、もう一緒になりますけど、専門の競技経験はなかったが、幾つも部活動を受け持った教師OBの方からお聞きした話なんです。生徒のために休日返上で指導に当たっていたが、限界を感じて顧問を辞退したこともあったとのことです。今後進める地域移行後の受皿として、部活動組織の制度設計や組織づくりが急務と思いますが、現状をいま一度お聞きいたします。 ◎教育長(小林靖直君) 地域移行後の部活動指導組織の制度設計も組織づくりも、在り方検討委員会で検討を始めたところであります。検討を進めるに当たりまして、休日の部活動の地域移行におきましても指導者として参加したいと希望する教員もおります。子供たちにとっても、専門性もあり、意欲もある教員が関わる機会を確保することはとても大切であると考えております。教員が休日の地域移行された部活動に参加し、指導すること等を希望する場合、兼職兼業申請を行うことが想定されます。今後、国や県が示す予定の希望する教員が円滑に学校と地域部活動との兼職兼業を認められる例や、その運用に係る考え方を注視し、これらを踏まえて、在り方検討委員会にて休日の部活動の段階的な地域移行に対応した部活動指導組織の制度設計や組織づくりについて検討を進めてまいります。 ◆17番(大岩勉君) 教育委員会は、スポーツ協会の支援活動とともに、地域移行だけに任せず、教員が運営や活動に関わる方法も考えるべきと思います。働き方改革は、吹奏楽部などの文化部でも同様な対応が必要となるのではないでしょうか。日本スポーツ協会は、スポーツ少年団の全国大会について、将来的には中止も視野に見直しを行う方針と聞きますが、燕市として確認されていますか。お伺いいたします。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) それでは、私のほうから具体についてお答えさせていただきたいと思います。  まずもって地域移行に関しましては、先ほど教育長も答弁させていただいたとおり、子供たちにとって休日の部活動の地域移行は、新たな指導者や仲間に出会って専門的な指導を受ける機会となり得ると考えております。もちろん吹奏楽部などの文化部でも同様に検討を進めていく予定でございます。また、日本スポーツ協会のほうで示された全国大会見直し方針についてですが、こちらのほうについては、スポーツ少年団改革プラン2022において公表されていることは承知しております。その中で、勝利至上主義を否定し、スポーツの本質である自発的な運動や遊びから得られる楽しさを享受できる機会をジュニアユース世代に提供することを方向性とすることが示されておりますが、上位大会への進出を今夢としている子供たちもおり、寂しく感じるところもございます。燕市部活動在り方検討委員会でこれらのことの情報を共有し、検討を進めていきたいと考えています。  以上です。 ◆17番(大岩勉君) これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(大原伊一君) ここで説明員入替えのため、休憩します。          午前10時15分 休憩          午前10時29分 再開 ○議長(大原伊一君) 休憩を解き、会議を再開します。  次に、11番、タナカ・キン君に発言を許します。 ◆11番(タナカ・キン君) それでは、一般質問を行いますが、その前に、私も今回市長選挙について質問を行っております。先ほど私の前に大岩議員が選挙について質問されておりました。市議として長く選挙に関わってきた大岩議員ならではの選挙の公正に対して厳しい指摘がありました。改選を控えている私は、身の引き締まる思いでありました。  それでは、一般質問を始めます。大項目1、4月の市長選挙についてお聞きします。中項目(1)選挙における市長の姿勢について。小項目1、4月の市長選挙投票率は45.31%と、16年前の市長選挙の70.81%を大きく下回りましたが、この数字について選管はどう受け止めているのか伺います。  ②、市長は街宣車を出しませんでした。その理由について伺います。  ③、法定ビラも出しませんでしたが、その理由についても伺います。  ④、これでは全市民に向けて政策を訴えたとはとても言えないと思いますが、伺います。  大項目2、学校生活に関するアンケート調査についてであります。中項目(1)記名式について。昨年11月9日に燕市吉田中学校の生徒が校舎から転落、命が失われた事案は、吉田中学校の生徒や保護者だけでなく、市内の子供を持つ保護者にもとてもショックな出来事でありました。生徒にとって安心、安全な生活は、学校生活の土台であり、何よりも優先されなければならないことであります。燕市でも学校生活に関する調査を定期的に行っているということですが、記名式を採用しています。無記名式でない理由について伺います。  大項目3、広域火葬計画についてであります。すみません、これについて資料がありますんで、資料をお願いします。中項目(1)広域火葬計画についてであります。令和4年2月7日付で、厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生課から、各都道府県、市町村、特別区に対してオミクロン株の感染症流行に対応した広域火葬計画の整備についての通達がありました。  小項目①、火葬計画とはどういう事態のとき出されるのか伺います。  ②、オミクロン株は、感染力は強いが、毒性は弱く、重篤者や死亡者数は少ないと言われてきたので、不思議であります。今後死亡数の増加を見込んでのことだと思いますが、国の想定している緊急事態とは何か伺います。  ③、全国的に死亡者数は増加しているのか伺います。  ④、今年に入ってはどうなのか伺います。  大項目4、コロナワクチン接種についてであります。中項目(1)副反応等による被害について。小項目①、今書店をのぞきますと、ワクチン接種を奨励する内容の本はほとんどありません。逆に副反応や後遺症など、ワクチン接種に否定的な本ばかりが並んでいるのが現状であります。市の担当者は、こういう本を読んでいられるのか伺います。  ②、4月20日、県と新潟市は新型ワクチンの副反応疑いに関する報告事例がこれまで218件あり、そのうち死亡が20件あったと公表しました。燕市での報告事例について伺います。  ③、接種を開始して、今年の5月末までの厚労省が報告を上げている副反応事例や死亡数について伺います。  中項目(2)後遺症の救済についてであります。①、名古屋市では、接種後に体調不良を訴える市民に相談窓口を設け、医療体制の整備を行っています。燕市でも後遺症に苦しんだ市民がいると聞いていますが、相談体制について伺います。  これで1回目の質問を終わります。 ◎市長(鈴木力君) タナカ議員のご質問にお答えします。私からは、1番の(1)の②から④まで、選挙活動の方法などについてのご質問に答弁させていただきます。それ以外の項目につきましては、担当部長のほうから答弁させていただきます。  ご質問1、(1)、②から④について一括してお答えさせていただきます。初めに、いただいたご質問は、候補者鈴木という一個人としての行動、選挙戦略に関するものであり、市政に関する一般質問として市長という立場で答えるものではないんではないかなと思いますが、あえて隠すまでもございませんので、ご説明いたします。今回の選挙は、新型コロナウイルス感染症の第6波が拡大する時期と重なり、通常の場合と違った方法での選挙活動を行わなければなりませんでした。私と選対本部のメンバーが真っ先に考えたことは、我々の活動を通じて市民の方が新型コロナウイルスに感染することが絶対にあってはならないということでした。次に考えたことは、従来型の方法がこういった環境の中取りづらいのであれば、これを逆手にインターネットを積極的に活用した非接触型の新しい選挙戦のやり方に挑戦してみようじゃないかということでありました。そのため、告示前に計画していた大規模な集会の実施を中止し、オンライン配信という形に変更して行いましたし、また告示後の個人演説会も人数と回数を絞って開催し、それをライブ配信することにいたしました。お尋ねの街宣車につきましては、今年1月に行われた、燕市とも縁のある福島県南相馬市長選挙において、街宣車の中で感染クラスターが発生し、現職の候補者が感染、入院し、途中から候補者本人不在の選挙戦になったという事例があったからでございます。そこで、今回は街宣車という狭い空間の中で声を張り上げる行為は避けたほうがよいだろうという判断に至った次第でございます。これに加えて、以前から選挙の街宣車の大きな音は、例えばせっかく子供を寝かしつけたが、街宣車の音で起きてしまった、腹が立つと、子育て世帯を始め、不満、不快に感じられている市民の方も相当数いらっしゃるとも聞いておりましたので、今回は車を降りて、大勢の人が集まるスーパーや公園などでの街頭演説を中心に行う戦略を取ることとした次第でございます。また、政策を訴える方法についても、感染リスクを伴う直接手渡しするようなビラは作成せず、政策を訴えた動画をユーチューブに公開し、それを見てもらうことを呼びかける戦術を取ることといたしました。このように新型コロナウイルス感染症の第6波が拡大する中で様々な制約を余儀なくされた活動ではありましたが、1週間つじ立ち、挨拶回り、街頭演説、タウンミーティング個人演説会など、できる限りをやらせていただきましたし、その状況をその都度小まめにツイッターで発信もいたしました。この結果、議員ご指摘のように、通常の場合の選挙戦と比較すれば物足りなさを感じた方も少なからずいらっしゃったでしょう。また、オンライン配信、SNSの活用といった選挙活動の方法が必ずしも多くの人に届いたというわけでもなかったかもしれません。正直申し上げまして、私自身も不完全燃焼という気持ちがないわけではありませんが、新型コロナウイルス感染拡大という今まで経験したことのない状況の中、とにかく私の選挙活動が原因となって市民の方を感染させることが絶対にあってはならない、それを最優先に考えた上での行動であったことをご理解いただければ幸いでございます。  以上です。 ◎総務課長選挙管理委員会事務局長石田進一君) 私からは、大項目の1の(1)の①、4月に執行された市長選挙投票率についてお答えいたします。  このたびの市長選挙投票率が16年前の市長選挙と比べ大きく下回ったことにつきましては、16年前の市長選挙が合併直後の新燕市として初めての選挙ということもあり、有権者にとって関心が高かったことに加え、近年の全国的な投票率の低下も大きな要因であるというふうに考えております。市選挙管理委員会といたしましては、こうした投票率の低下を重く受け止めており、来る参議院議員通常選挙、市議会議員選挙に向けまして、引き続き啓発活動に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 私からは、大項目2についてお答えいたします。  2の(1)の①、学校生活に関する調査の記名式についてお答えいたします。学校生活に関するアンケート調査は、市内いずれの学校でも定期的に行っております。特に昨年度からは、声なき声を受け止めるを念頭に、各学校で形式を工夫しているところであり、中には無記名、持ち帰り、ウェブ上での回答などを既に取り入れている学校もあります。この学校生活に関する調査は、学校職員にとっても大切な情報のもとであります。何か訴えがあったときには、いち早く対応し、勇気を出して声を出してくれた子供に私たち大人が応える必要があります。そのためにも、どの子が訴えてきているのかをすぐさま把握することは重要です。ご指摘のように、記名式は書いた本人が特定されないため、子供たちにとっては書くことへの抵抗感が薄れ、書きやすくなり、学校にとっては広く子供たちの間で生じている事柄を知ることができるといったメリットがあります。これは、すなわち本人がたとえ声を上げることに困難を抱えているとしても、周囲の子供たちがあの子が心配だという声を上げやすくなることにつながり、埋もれている声を引き上げることになると考えます。今後は、子供の声なき声をより受け止めることができるよう、無記名式についてもその利点を踏まえ、積極的に導入するよう学校に働きかけてまいります。  以上です。 ◎市民生活部長(前山正則君) 私からは、大項目の3についてお答えいたします。  初めに、ご質問の3、(1)、①と②の広域火葬計画については、関連がありますので、一括してお答えいたします。本年2月に国が発出した「オミクロン株の感染流行に対応した広域火葬計画の整備について」の文書につきましては、オミクロン株を含む新型インフルエンザ等の感染症蔓延時においても、災害発生時と同様に死亡者数の増加に対応ができるよう、広域的な火葬計画の整備を都道府県に求めたものであります。なお、新潟県に確認したところ、県内の火葬場は常に当該自治体以外の方の火葬についても受け入れていることから、広域火葬計画を整備する予定はないとのことでありました。  次に、ご質問の3、(1)、③と④の全国的な死亡者数について、関連がありますので、一括してお答えいたします。厚生労働省が公表している人口動態調査によると、全国の死亡者数は、平成22年が約119万7,000人で、以降、前年比で年々増加傾向にあり、令和2年には一時的に減少しましたが、令和3年には再び増加し、速報値で約145万2,000人となっております。令和4年の1月から3月までの全国の死亡者数につきましても約42万2,000人と、前年比で10%の増加となっております。  以上でございます。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) 私からは、大項目4、コロナワクチン接種についてお答えいたします。  最初に、ご質問の4、(1)の①、市の担当者が新型コロナワクチン副反応や後遺症など、接種に否定的な書籍を読んでいるのかについてお答えいたします。接種に否定的な書籍につきましては、私自身存在することは承知しておりますが、深く読み込んだことはございません。また、担当者についても同様でございます。  次に、ご質問の4、(1)の②、新型コロナワクチン副反応の燕市での報告事例についてお答えいたします。県が公表した新型コロナワクチン副反応疑いに関する報告事例のうち、燕市民は13件であると連絡を受けており、この数値につきましては、燕市が実施した個別、集団接種以外の場所で接種した人も含めた人数となっております。このうち症状の程度が重いものが4件で、その経過につきましては、死亡1件、軽快2件、回復1件でございます。なお、この副反応疑い報告につきましては、予防接種法第12条に基づき、ワクチン接種との因果関係が不明な場合も含めて、医師が副反応を疑う事例を国に報告するものであり、事例を広く収集して、評価の対象としているものでございます。このことから、医師から報告が上がっている事例の全てがワクチン接種との因果関係が認められているものではなく、特に個々の死亡事例につきましては、新型コロナワクチンとの因果関係があると結論づけられた事例は全国で一件もございません。  次に、ご質問の4、(1)の③、厚労省が報告を上げている副反応事例や死亡数についてお答えいたします。令和4年5月13日開催の第79回厚生科学審議会、予防接種・ワクチン分科会、副反応検討部会に厚生労働省が提出した資料によりますと、令和3年2月17日から令和4年4月17日までの副反応疑いの報告につきましては、推定総接種回数2億6,595万2,834回のうち、死亡報告数は1,690件でございました。副反応疑いの事例につきましては、報告件数が多い主なものとして、発熱、頭痛、倦怠感、ワクチン接種部位の疼痛、発疹などとなっております。  最後に、ご質問の4、(2)の①、接種後の体調不良等の相談体制についてお答えいたします。燕市では、新型コロナウイルスワクチン接種に関する相談窓口を設けております。電話または窓口で体調不良や後遺症などの各種相談を受け付けております。相談体制につきましては、平日8時半から午後5時15分となっております。時間内であれば、予約不要でいつでもご相談いただけます。なお、看護師資格を有した専門職員が対応に当たっておりますので、必要に応じて医療機関をご紹介するなど、少しでも不安が解消されるよう対応しているところでございます。  以上でございます。 ◆11番(タナカ・キン君) 答弁ありがとうございました。詭弁のオンパレードかなと思いましたんで、聞いていきます。  1から、市長選挙についてであります。今ほどいろんなことを答弁されました。私ら回っていますと、市民からこれまで市長の顔が見えないとか、声が届かないなど、多く寄せられていますけれども、市長はそういう声を耳にしたことがないですか。 ◎市長(鈴木力君) ございます。 ◆11番(タナカ・キン君) ええ、そうなんです。これ街宣車もそうなんだけど、私もちょっと反省するところがあって、この間、人の選挙手伝ったときに、えっ、ここも燕なのって。寺泊のほうに行きますと、あの橋を渡って左のほうでしたけれども、5軒ばかりの集落で、4軒が燕市民だということであります。ああ、ここ来たことがないなと、私はえらく反省しました。そこで、街宣車を出さなかった理由、福島県で街宣車の中で感染があったと。でも、この時期に、日本でありますから、いろんな場所で日本中で選挙行っております。ということは、市長及び選対が取ったこれを是とするならば、ほかの街宣車を出した人たちは否と考えるのかお聞きします。 ◎市長(鈴木力君) あくまでも私どもの判断だけで、ほかの選対の判断についてとやかく言うつもりはございません。 ◆11番(タナカ・キン君) また、街宣車を出すに当たって、例えばこれで大きい声が聞こえて迷惑していると、不満だとか不快に感じられている市民の声も先ほど答弁でありました。しかし、待ち望んでいる市民の声が圧倒的に多いんであります。ということは、今回2人の候補でやっております。片一方は街宣車出しております。それも大して聞こえないんですけど。秋には私たちも選挙あります。みんなが街宣車出したら、今回どこじゃなくて、ものすごい市民にとっては不満だとか不快だと。ということは、そうなんだったら市長は市議選に出すということは市民にとって不快ですよ、不満ですよというお考えなのかお聞きします。 ◎市長(鈴木力君) 先ほど申したのは、我々はそういう判断をしたということで、それぞれの皆さんがしっかりと自分の政策を訴えるにそのやり方が有効だという判断をされるんであれば、それはそれでよろしいんではないかと思います。 ◆11番(タナカ・キン君) この法定ビラ、先ほどもこれもまた直接手渡すとって、こんなん言われましたけど、いや、皆さんやっているんじゃないですか。こんな直接手渡したら悪いといったら、世の中のビラどうするんですか、選挙以外にも。  そこで、お聞きします。先ほども答えられましたけど、再度確認しますけれども、この市長選挙の法定ビラは何枚ですか。選管にお聞きします。 ◎総務課長選挙管理委員会事務局長石田進一君) 1万6,000枚でございます。 ◆11番(タナカ・キン君) そうですよね。実は、私たちもこの秋の選挙は初めて法定ビラが出せます。1人4,000枚です。しかし、この4,000枚を街頭演説で聞かれている人たちに手渡して、それがはけるもんじゃないです。そうすると、大概は多くは新聞折り込みです。市長だってこれ1万6,000あるんですから、1万6,000も手渡すつもりだったんですか、これ。到底手渡すことができないですよ。新聞への折り込みということが一番みんながやっていることだと思うんだけど、そのことを考えられなかったのか、このビラについて、お聞きします。 ○議長(大原伊一君) タナカ君、法定ビラのことは通告にないので…… ◆11番(タナカ・キン君) 出ていますよ。③に入っているじゃないですか。 ○議長(大原伊一君) 分かりました。 ◎市長(鈴木力君) 考えましたけれど、それはやめて、むしろインターネットをやる、新しいやり方に挑戦してみようということを優先させていただいたということで、いずれにいたしても、選挙戦略の話でございますので、私たちがそうした判断をしただけで、ほかの方々の行動を否定するとかということではないことは是非ご理解いただきたいと思います。 ◆11番(タナカ・キン君) また、先ほども答弁の中で、街頭演説は行ったということなので、これ私4番の全市民に政策を訴えたとは言えないというのに関連づけてお聞きしますけれども、何か所ぐらいでやられましたか。 ◎市長(鈴木力君) ちょっと今急に数は、1日3か所ぐらいを回ったんじゃなかったでしょうかね、ちょっと今記憶にございませんが。 ◆11番(タナカ・キン君) ちなみに、私はこの前の4年前の選挙は1日目標は20か所でしたんで、144か所です。どこでやったかって全部書いておきました。でも、そういうもんだと思うんだ。私たちは、でも地域の例えば代表みたいのもありますけど、市長選というのは全市の中の代表を選ぶということであれば、よりやはり多くの人に訴えて、そしてそういうことが投票率にも関わってくるということだと思うんです。それで、さっきのあれですけど、選挙公報が金曜日に届いたんです。ということは、法定ビラも出していませんから、市長の訴えたい政策が何も届かない人が期日前投票にも多く訪れたということなんです。そのことについてどう思われますか。 ◎市長(鈴木力君) 先ほど来申し上げていますように、なぜ今回そういう選挙活動を選択したというのは、コロナ感染を意識してのことでございました。そのことが私への支持票の取りこぼしにつながるリスクがあるということは、十分承知した上での判断でございました。初めての立候補ではなく、これまで3期12年、市長としてそれなりにやってきましたので、その実績もちゃんと理解してくださる人はいらっしゃるんだろうということも含めまして、是非支持を得たいということで活動したつもりでございます。 ◆11番(タナカ・キン君) 市長は、今回4期目ですけども、また次回出られるかどうか分かりませんけど、今回のこれはやはりちょっとよろしくなかったなと私は思います。私は、あなたのことを評価しているから叱るんです。こんなことやっちゃ駄目。というのは、私も街頭演説聞きに行ったんですけど、スピーカーがないから何にも届かない。声聞こえないんです。だから、そういうことは深く反省して、もし仮に次あるんだったら、今回のことをやっぱりいい教訓としてやっていただきたいと私は思っております。言うだけだと申し訳ないので、あったら答えてください。 ◎市長(鈴木力君) まず、1点だけちょっと言い忘れたことがありますので、お話ししておきたいんですけれど、実際今回選挙活動を当初予定して手伝ってもらおうと思っていた産業界の若手の皆さんが、告示直前で感染して相当クラスターが発生したという状況がありまして、もし通常のやり方をしていたら大変なことになったんではないかというようなことも実はあったんでございます。そういった意味で私は、結果論としてですけど、やはり安全策を取ってよかったということは今でも思っております。いろいろと私のことを思ってご助言いただいたことは、候補者鈴木としてありがたく拝聴しておきますが、多分残念ながらそれを生かす機会は次ないんだろうというふうに思っています。 ◆11番(タナカ・キン君) それでは、大項目2に行きます。このアンケート、先ほども答弁で定期的に行っていると。無記名式を取り入れている学校もあると言われました。そこで、ちょっとお聞きしたいんですけど、主幹は子供の頃にいじめられたことありますか。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) たくさんあります。 ◆11番(タナカ・キン君) いじめというのは、ものすごく難しい問題だと思います。こういったアンケート、燕の様式、私見せてもらったので、手に入れたので、学年、クラス、組です。性別、氏名を記名します。そこでアンケートに答えるわけですけれども、これ2017年度のデータなので、ちょっとあれなんですけど、いじめアンケートを実施した全国の小中学校は98%ということであります。そして、このアンケートで年間40万件のいじめのうち52%が発見されているということであります。しかし、それにもかかわらずよく報道されるのは、いじめを苦にして子供が自ら命を絶つというような事例が後を絶ちません。そういう深刻なものがこのアンケートでは果たして感知できたのかということですけども、いじめを感知するためのアンケートの有効性については、国立教育政策研究所がこう言っております。深刻な事例ほど記名式のアンケートには回答しづらいものであると。私もそうだと思います。先ほどいじめられたことがあるというんだけど、いじめられているというのがものすごく陰湿で云々でひどいもんだったら、子供はなかなかかえって答えられないこともあるんです。だから、せっかく全国で98%もやっていながら、その中では全てをつかむことができません。そうすると、いじめの被害者や加害者が誰なのかという、こんな安易な発想で子供たちに、今現在です。記名式だとしたら、そういうことをしていると私は思っているんです。これそういう安易な発想を教職員全員が捨てることから本当のいじめへの取組が私は始まるんだと考えておりますけれども、どうでしょうか。伺います。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 議員がおっしゃるとおりだと考えています。先ほど答弁させていただきましたように、無記名式についてそのメリットをしっかりと教職員に周知しまして進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆11番(タナカ・キン君) ありがとうございました。無記名式、是非そうしていただきたい。そうすると、無記名式だったらいじめられているよという声を上げることはできます。そうすると、クラス担任、教科担任は少なくてもこのクラスの中にいじめられているというちっちゃい声を上げている子がいるということは、みんな共有できますから、そういったところで今度は子供たちをやっぱり温かいまなざしで見てあげていれば、そういうのは子供にも伝わると思います。そうすることが、それが今度生徒に伝わっていって、やがて先生への信頼へとつながっていくことだと思いますんで、先ほどもいい答弁いただきました。是非とも無記名式を採用していただきたい。よろしくお願いいたします。  では、大項目3、広域火葬計画についてであります。先ほどのその資料にもあったと思うんですけど、もう一回出してもらっていいですか。先ほどの、市民生活部長、死亡者の増加、これ普通出るのは大規模な自然災害が発生して、一度に例えば何千人も亡くなるような事態が起きたときに、当然もうそこだけでは処理できないから、広域でみんなでもってやりましょうというやつなんです。ところが、ここで言っているのはオミクロン株の感染流行に対応したでしょう。じゃ一体どれぐらい亡くなればこの広域火葬計画というのが発動になるのかお聞きします。 ◎市民生活部長(前山正則君) 災害等の死亡者数等の規模というところでは、私のほうではお答えはできませんけれども、国からの文書によりますと、やはりオミクロン株を含む新型インフルエンザ等の感染症が蔓延して死亡者数が増えた場合を想定して、都道府県のほうに策定を依頼したというふうにこの文書からは読み取ることができると思っております。  以上です。 ◆11番(タナカ・キン君) これは、昨年のデルタ株、やはり感染力は弱いけど、重篤や死亡者が多い、こういうときにも出ていないんです、これ。それで、さっきもちょっとお聞きして、例えば死亡者数の増加なんだけど、今年に入ってはどうかというので、さっき10%の増加と言われたんですけど、これ人数で答えていただきたいんだけど、お聞きします。 ◎市民生活部長(前山正則君) 令和3年の1月から3月の死亡者数は、全国で38万3,407人です。今年の令和4年の1月から3月までの死亡者数は、全国で42万2,037ということで、3万8,630人、10%の増加ということになっております。  以上です。 ◆11番(タナカ・キン君) ありがとうございました。これがどれぐらい深刻なことかといいますと、先ほども答えていただきました。令和2年、2020年の全体の死亡者数は138万4,545人で、前年の2019年と比較すると実はマイナス9,373人だったんです。この2020年、コロナが入ってきて、もう世界中がみんな慌てふためいて、でもワクチンもない、大変だって、もう連日例えばエクモをつけたりとかしているような、ああいう映像が流れたあの年です。減っていたんです、前の年よりも。9,373人減っていました。そして、去年、2021年、これが前年の2020年よりおよそ6万8,000人増えていたんです、今度は。ワクチンの接種が始まりましたよね、去年の3月ぐらいから。これでほっとして、よかったなと思いきや6万8,000人近く増えました。そしてさらに、今ほども答えられましたよね。昨年よりも今年の1月から3月を比べると、およそ3万8,630人多く亡くなっているということだ。ということは、これはどんどん、どんどん増えていくでしょうから、これで広域火葬計画なんですよ。それはこの後ののに、4番のコロナワクチン接種についてでお話しします。4番のコロナワクチン接種に続いていきますけれども、どんどん増えているんです。接種してからが増えている。  ここでまた資料のワクチン接種をしてから右肩上がりで亡くなっているというのを出していただけませんか。出ていますか。昨年の3月ぐらいからワクチン接種が始まりました。その黄色い線が右肩上がりになったでしょう。それ死亡者数です。すごく増えているんです、これ。それで私は聞いたんです、さっき。本は読んでいるのかと言ったら、主幹は読んでいないと、担当者も読んでいないと。これ一体どういうことですか。この中で重篤な副反応、後遺症、そして今度死亡する、死ぬまで書いてあるような本を担当者が何も読まないというのは、私は職務怠慢につながるんだと思うんだけど、お聞きします。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) 先日の全員協議会のときにもちょっとお答えしたかと思うんですが、私どものほうはそれを検証するすべがございませんので、国のほうから法定委任事務で受けて、粛々と接種を進めているところでございますので、その辺書物等読んでいないのはちょっと議員さん的にはあれなのかもしれませんけども、私どもは国のほうから通達、来ている文書については目を通しておりますし、それに基づいて接種を実施させていただいているということでございます。 ◆11番(タナカ・キン君) これなんですけど、有効性、安全性をだから疑問視する内容が多いんですけど、4回目接種についての資料であります。この中で燕市が出している資料として、新型コロナワクチン追加接種4回目接種について。この中には、現時点までに得られている4回目接種の有効性、安全性に関する知見、諸外国における対応状況を踏まえと、行いますと言っております。この現時点までに得られている有効性、安全性とはどういうデータなのかお聞きします。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) 国のほうからそれもちょっと示されているデータでございまして、私どものほうで出しているものではございませんが、そのチラシ、例えば接種券等の中には、その辺を配布させていただくなり、QRコードなりで御覧いただくというふうな状況でございます。 ◆11番(タナカ・キン君) また、この中に4回目使用するワクチンがファイザー、モデルナ製で、交互接種も可能だと。この交互接種についての有効性、安全性を伺います。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) 安全性につきましては、国のほうからそれを接種できる、交互接種も可能というふうにお聞きしておるところでございます。 ◆11番(タナカ・キン君) 先ほども国のほうからと言っておりますけど、交互接種の有効性、安全性についてはファイザー社、モデルナ社が2022年4月26日付で日本における添付文書を改訂しておりますけれども、この添付文書の内容を確認されているのか伺います。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) 直接その添付文書なるものを確認したことはございません。 ◆11番(タナカ・キン君) これファイザー社、モデルナ社とも同じ内容なんです。分かりやすい表現で言いますと、改訂前は初回免疫としてモデルナ製を摂取した者に追加免疫としてファイザー製を接種した臨床試験は実施していない。臨床試験を実施していなければ、有効性、安全性について分からないんだ。そこで、4月26日に改訂しましたよね。そこで、改訂後は今度はこういう表現に変わりました。4回目接種については、ほかのワクチンを接種した者に追加接種した際の有効性、安全性は確立していないと製薬会社が言っているんですけども、こんなワクチンを接種して本当に大丈夫だと考えますか。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) 先ほどから度々申し上げていますように、そののを踏まえて、多分国のほうはその情報があるんであればご存じなんだろうと思いますが、それを踏まえて市町村のほうに接種を依頼して、その内容、こういうふうに接種しなさいよと、交互接種はこうだよということで内容が示されて、それを粛々と市のほうでは実施をさせていただいている。3波と4波でワクチンの効き具合が、感染率とか重症化のほうにかえって効くんだとか、いろいろその辺の変化は、確かにワクチンの質が変わっておりますので、それはしようがないのかもしれませんが、そういうふうな内容も含めて国のほうから提示をされた内容で、いち早く希望者に、希望される方ができるだけ速やかに打てるような体制を私どもは取っているところでございます。 ◆11番(タナカ・キン君) 国、国と言いますので、じゃ国はどういうことなのかをお話しします。厚労省は、5月11日付でこれまでずっと発表していたワクチン効果が水増しデータだったということを公式に認めました。これ資料をお願いします。表が2つになっていると思うんですけど、こういう事実を知っていましたか。伺います。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) たしか接種者の接種日が不明なものについては、分母に反映されていなかったということの記事でございましょうか。それであれば新聞報道で承知をしております。 ◆11番(タナカ・キン君) 新聞報道、ちょっと違います。これは、厚労省はこれまでワクチン未接種のほうが接種者より多くの新規陽性者が発生していると言ってきましたし、それに基づいて接種を国も燕も進めてきたと思うんです。ところが、それが違っていたと。これは、どういうことかというと、受ける際に未接種、2回目接種、3回目接種とかいうところでチェックするとこがあるんですけど、接種したんだけど、いつだったか分からないなと、そういうのが不明な方いますよね。この不明な人数を未接種のほうに入れていたんです。ひどいよね。今陽性になった人たちに聞いて、いや、打ったんだけど、いつ打ったのかと聞かれると分からない。これを未接種のほうに入れたもんだから、こういうのが出て、なおかつ国立感染研究所のデータとだから違ってきていたんだ。そこで今回こういうのが分かったんです。そうすると、今度は元に戻しました。未接種は未接種だけにしたら、何と未接種の方のほうが実は陽性者が少ない、特に年配の人たちは。これが事実なんです。  そうすると、国はそういうことをやっているんですけど、また先ほども、国がやっているから、本も読まないとか言っていました。1つ紹介しますけども、大阪の泉大津の市長、南出賢一市長ですけど、こういうこと言っております。5歳から11歳の接種の安全性やワクチン効果などに関する十分な情報やデータがそろっていないので、これは接種券を送らなかったんです、5歳から11歳。この市長は、ものすごく私これから評価、今も評価されていますけど、評価がまたされるでしょう。そうしたときに、この市長が答えているんですけど、国からの大号令の下で、これ燕もそうですよね。国からの大号令の下で、子供へのワクチン接種の準備にかかる中、ある日市長の下を訪れたのは子供健康管理を担当する健康こども部健康づくり課の課長なんです。課長から、部局内でも子供へのワクチン接種について疑念を抱いていて、調べれば調べるほど安全性というところに納得がいっていない。そういう報告を市長にしたんだ。私はこう思うんです。うちの市長が例えば有能であっても万能じゃないわけです。そうすると、それぞれの部局でもって専門的なものは自分たちでやっぱり検討して、市長に今度こうですよということを報告する義務が職員はあるんじゃないですか。お聞きします。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) 泉大津の件も今議員さんお話しいただいた件については全て承知をしておりますが、例えば5から12について、一般的に考えるとちょっと幼いなというふうな気持ちは確かにございましたし、ただ国のほうから、また国と申し上げるとちょっと怒られるかもしれませんが、国のほうからそういう打ちなさいということになりました。それも努力義務じゃございませんけども、その辺について県のほうの有識者であったり、あと地元医師会の先生方、小児科の先生方などといろいろ相談させていただいて、接種体制を組んで、もし今の状況で打ちたいという希望があるんであれば、こういう場所で速やかに打っていただきたい、そういう体制を整えたということでございますので、ちょっと同じことを繰り返し言っているような感じになっておりますが、基本的にはそういうことでございます。 ◆11番(タナカ・キン君) 昨日国会が終わりましたんで、岸田総理、首相が記者会見しておりました。その中で、今現在ワクチンの3回目接種率が全体の60%を超えたと昨日も話しておりましたが、専門の主幹にお聞きしますけど、ではアメリカはどれぐらいか分かりますか。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) 急に言われて、ちょっと申し訳ございません、お答えできません。 ◆11番(タナカ・キン君) アメリカは35%なんです、今現在。何でしょうか、あんだけあれしていて。というのは、その後分かってきたんです、ワクチンは一体どういうことなのか、有効性、安全性について。それで、例えば外国ではそういうような情報がもっと一般の人に分かるように報道がされていると思うんだけど、日本はされていない。それで、ワクチン接種ですけど、今度4回目ですけど、日本のワクチン接種のための購入費や、そして何回分あるのか分かりますか。分かったらお聞きします。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) 接種費用が全国、国の予算としてどのくらいあるかということでございましょうか。          〔「購入費」と呼ぶ者あり〕 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) ワクチン購入費ということでしょうか。申し訳ございません。ちょっと資料がございません。 ◆11番(タナカ・キン君) かかる経費といったら大変です。ワクチンの購入費、これも今年の4月15日における岸田首相の国会答弁でありますが、購入費は2兆4,000億円です。これで8億8,200万回分の新型コロナワクチンを購入しています。1人当たり、1億人に打つとなれば、8億8,000万回ですから、8回分ぐらいもう打とうと思っていたんでしょうかね、これ、まだこのワクチン自身が安全かどうかも分からない中で。とんでもないですよ、これ。国だからやっていいという問題じゃないですよ、この金額は。そして、そういうことを今の日本では報道もされない。どういうことかというと、今年発表になった報道の自由度ランキングというのがあります。これは、国境なき記者団というのが発表しているんですけど、これは日本は世界180か国で71位でした。民主党政権の2010年は11位だったんです。このように日本はもう報道の自由はない。日本よりか悪いとこというのは、もうほとんど独裁か軍事政権なんだ。こういうことを最後に皆さんにお知らせして、私の一般質問を終わります。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) ちょっと今ワクチン接種の関係で、私のほうで先ほどから申し上げているように、国のほうからという、そのデータに基づいてというお話をさせていただきましたので、ちょっと国のデータを、ここで終わられますとちょっとワクチンが危ないという感じに終わってしまいますので、私のほうでちょっとご説明させていただいてもよろしいでしょうか。 ○議長(大原伊一君) はい。 ◎健康福祉部医療主幹(本間修君) 先ほどの火葬計画ですけども、これは時期的に2月の時期でございますので、皆さんご存じかと思うんですけども、要するに年明けから感染が爆発しておりまして、まん延防止も出ておりました。いわゆる第6波のピークの時期でございまして、これは多分そこのときに、分科会なんかもありましたけども、そこで有識者の意見を基にして、感染者が大体2万5,000台、前のピークだと2万四、五千だったと思うんですけど、その後がもう10万を超えているというような状況であります。幾ら感染率が低く、要するに死亡率、重症化しないと言われても、分母があれだけ上がりますとどうしても死亡者の数が増えるという状況がありますし、1点目そこです。あとワクチンの検証といいますか、その辺は国のほうで分科会をやっておりまして、その辺で議員さんご指摘のようなことなんかも議論されています。それで、それでもなおかつ打ったほうがメリットが高いという判断に基づいて国のほうは実施しておりますので、議員さんとしてのご意見なんでしょうけども、私どものほうは国の有識者によるデータ、その会議の内容に基づいて国のほうから言われているようなやり方で実施をさせていただいているところで、その辺誤解のないようによろしくお願いいたします。 ○議長(大原伊一君) ここで説明員入替えのため、休憩します。          午前11時26分 休憩          午後 1時14分 再開 ○議長(大原伊一君) 休憩を解き、会議を再開します。  次に、15番、齋藤信行君に発言を許します。 ◆15番(齋藤信行君) 議長の許しを得ましたので、通告に従い、一般質問に入りたいと思います。  まずその前に、本定例会最後のバッターになりました。本当お疲れのとこでございますが、よろしくお願いいたしたいと思います。  そこで、今日は新潟地震のあった日です。思い起こせば58年くらい前になるんかな、ちょうど今頃の時間が多分地震で揺れたというふうな記憶があります。そして、小学校でしたが、学校の先生の誘導でグラウンドに集合させられ、側にあった二、三メーターぐらいの川がゆらゆら、ゆらゆら揺れていて、魚がぷかぷか浮かんでいたという記憶があります。地震にしましても、水害にしましても、防災訓練等いろいろありますが、本日は越後の守り神である大河津分水路についての質問も入っております。  また、市長におかれましては、4期目の当選、誠におめでとうございます。市長も4期目となればかなりのベテランとなるわけでございまして、私どもは議員で、市長とは違います。どういうことかといいますと、市長は予算をつくって、自分で物事をやれるというのが市長なんです。我々議員は、してくださいとしか言われませんので、その辺をご理解の上で、市長、ご答弁お願いいたします。  まず、1番目、大河津分水路について。(1)大河津分水路通水100周年について。①、大河津分水路通水100周年におけるインフラツーリズムの現況を伺います。  (2)残土利用について。①、大河津分水路工事の残土利用について、市長の今までの認識をここで伺いたいと思います。  2番目、国定公園について。(1)燕市内における国定公園について。①、燕市内にある国定公園についての認識を伺います。  ②、国定公園の観光利用について伺います。  ③、佐渡・弥彦国定公園についてどのように捉えているのか伺います。  3番目、小中学校の教育について。(1)働き方改革と部活地域移行について。①、国は、教員の長時間労働の一因となっている部活を地域が担うことで働き方改革を進める方針を示しております。2023年度からその取組が始まると聞いておりますが、教員に時間と心のゆとりを生むことで、よりよい教育活動がなされると期待するところですが、市としてはこの部活地域移行についてどのように取り組んでいく予定か伺います。  ②、少子化により学校規模が縮小し、生徒のニーズに対応できる部活動数を維持できない状況があると報道されておりますが、部活動地域移行は働き方改革としてだけではなく、生徒がやりたい活動ができる環境を保障することを大切にしてほしいと思いますが、教育委員会としてのお考えを伺います。  (2)ふるさと教育について。①、燕市では、平成28年度から第2次学校教育基本計画において、ふるさと燕への愛着や誇りとグローバル社会を生き抜く力を育むことを目標として掲げ7年を迎えておりますが、ふるさと教育の成果と課題を伺います。  ②、大河津分水通水100周年を迎える今年は、先人の偉業に触れ、これからのふるさとに思いをはせる好機と考えるが、今年度のふるさと教育の取組について伺います。  (3)新教育長としての抱負について。全国でも類を見ない教育立市宣言を掲げる燕市に新教育長として就任した小林氏に教育長としての抱負を伺います。改めてふるさと燕への思いも伺います。  4番目、市長のふれあいトークについて。市長の4期目の初めであるふれあいトークについて、(1)です。①、近年は、コロナ禍のため市長とのふれあいトークは行われず、市民と直接触れ合う機会がなかったが、今年度はそういった機会をつくる考えがあるのか、ここで改めてまた市長に伺います。  あとは再質問でお願いいたしたいと思います。私の場合は、一括質問一括答弁方式ですので、そのようにお願いいたしたいと思います。 ◎市長(鈴木力君) 齋藤議員のご質問にお答えします。私からは、1番の(2)の①、大河津分水路工事の残土利用についてのご質問に答弁させていただきます。また、教育長からは3番の(3)の①、新教育長としての抱負とふるさと燕への思いについてのご質問に答弁させていただきます。それ以外の項目につきましては、それぞれ担当部長等から答弁させていただきます。  ご質問の1、(2)の①、大河津分水路工事の残土利用についてお答えいたします。大河津分水路の改修事業の掘削土砂については、今回渡部橋上流部の低水路における掘削が追加されたことにより、当初予定していた土量よりもさらに追加の土砂が発生すると聞いております。そういった残土を有効に使っていくということは、必要だというふうに思っておるところでございますけれど、燕市としては現時点では具体の予定はございません。ただ、今後燕市の将来を見据えた中で、都市の骨格となる道路など、市の発展に資するインフラ整備を計画した際には、積極的にこの掘削土砂を活用していきたいというふうに考えております。また、国の事業であります国道116号吉田バイパスの整備においては、是非この掘削土砂を利用し、早期の供用開始を図ってほしいと国に要望を行っているところでございます。  以上です。 ◎教育長(小林靖直君) それでは、私からは3の(3)の①、新教育長としての抱負、ふるさと燕への思いについてお答えいたします。  日本一輝いているまち燕は、日本一子供たちの笑顔が輝いているまちにほかなりません。私は、子供たちや子供たちの成長に関わる全ての皆さんの輝く笑顔があふれている、そんな保育、教育が日々繰り広げられている、そういった姿を願い、全力を尽くしていきたいと思っております。それは、教育立市宣言文にある、燕で子供を育てたい、教育に携わりたいという人々が集うまちの具現の姿でもあります。そのために、市民の皆様と一体となった教育を展開し、子供たちにふるさと燕を愛する心を育んでまいりたいと考えております。先日、まさにそのように育っている子供たちの姿を目にすることができたと思っております。大河津分水で行われました水防演習に地元分水地区の子供たちが参加し、様々な活動や学習を体験しておりました。その開会式や閉会式で、数名の代表の子供たちが2,000人近い参加者に向かって思いや感想を発表する場面がありました。ふるさとの発展に尽くした偉大な先人への敬意と感謝、そのふるさとの一員であることの誇りと愛着と喜び、そしてそのふるさとを守り、さらに発展させ、よさを広く発信したいという願い、希望など、子供たちは口々に自分の言葉でしっかり話していました。その立派な発表態度も含め、ふるさと燕を愛する心が確実に育っていると確信し、うれしさと頼もしさを感じた瞬間でありました。このような子供たちを育てていくのだと決意を新たにした次第でございます。そして、燕で生まれ育ち、学んでいく子供たちには、私自身がそうであったように、将来たとえ世界のどこにいたとしても、ふるさと燕を心のよりどころとし、大好きなふるさと燕、大切なふるさと燕と、いつまでも誇りと愛着と喜びを抱き続けてほしいと願っております。 ◎産業振興部長(若井直樹君) 私からは、1の(1)の①と2の(1)の②についてお答えをいたします。  まず、ご質問1の(1)の①、大河津分水路通水100周年におけるインフラツーリズムの現況についてお答えをいたします。今年度、燕市と弥彦村で構成する燕・弥彦広域観光連携会議では、通水から100周年を迎える大河津分水の魅力を広く周知し、燕市と弥彦村の観光振興及び交流人口の増加を促進するため、大河津分水を取り入れた募集型企画旅行を実施する県内外の旅行事業者を対象に補助を行っております。これまでに東京の旅行事業者から申請があり、信濃川大河津資料館やにとこみえ~る館を訪れ、通水の歴史を学ぶ観光商品が企画されています。このほか、多くのインフラツアーを造成いただけるよう、県内外の旅行事業者に対してPR活動を行っているところであります。今後ともこれらの取組などにより、観光誘客の促進と大河津分水のさらなる知名度向上を図ってまいります。  次に、ご質問2の(1)の②、国定公園の観光利用についてお答えいたします。佐渡弥彦米山国定公園の一部に指定されている国上地区は、燕市において自然を生かした観光を推進していく上で大変重要な地域だと認識をしております。この国上地区にあります道の駅国上も本年7月1日にリニューアルオープンし、燕市の観光の重要な拠点となることから、国定公園における自然環境を燕市の観光資源として新たな活用の検討や取組を連携して進めてまいります。 ◎都市整備部長(高波茂君) 私からは、2の(1)の①と③についてお答えいたします。  最初に、ご質問の2の(1)の①、燕市内にある国定公園についての認識についてお答えいたします。佐渡弥彦米山国定公園は、佐渡、弥彦、米山の3地区に分かれており、総面積は約2万9,000ヘクタール、そのうち燕市内での面積は1,074ヘクタールでございます。国定公園は、国立公園に準ずる優れた自然の風景地として、環境大臣が自然公園法に基づき指定した公園でございます。このため、国定公園においては優れた自然景観を保護するため、建物の建築や開発行為などが規制されております。市といたしましては、現在の美しい自然景観を保護することによって、利用される方々の心身の安らぎや自然を学べる環境を確保するとともに、景観を形成している動植物を保全する観点からも重要な役割を担っているものと考えております。  次に、ご質問の2の(1)の③、佐渡弥彦米山国定公園の名称の意味合いについてお答えいたします。佐渡弥彦米山国定公園は、外海府海岸を中心とする佐渡地域、信仰の霊山として知られる弥彦山を中心とする弥彦地域、そして米山及びその裾野に発達した福浦八景を中心とした米山地域の3か所が指定されており、いずれも新潟県を代表する景勝地でございます。国定公園は、自然公園法の最上位である国立公園に準ずる自然環境を有し、規制に関しても同水準であることから、佐渡弥彦米山国定公園は日本における貴重な自然遺産の一つであるものと認識しております。  以上でございます。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 私からは、3の(1)、(2)の①と②についてお答えいたします。  初めに、3の(1)の①、部活動地域移行の取組についてお答えいたします。文部科学省が令和2年9月に「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について」で示したように、現在の部活動は教師の献身的な勤務によって支えられており、長時間勤務の要因との声があります。休日の部活動の地域移行は、教員の働き方改革に大きく資するものであると考えます。しかしながら、休日の部活動の地域移行に当たって大切なことは、生徒が自主的、主体的に参加できる休日の活動機会を確保することです。市教育委員会といたしましては、地域が運営主体であるスポーツ、文化活動を実施できる環境を整備し、生徒が優れた指導者から指導を受けられることや、休日の多様な活動の選択肢が提供されることを目指します。そのために、昨年度既に1回実施した燕市部活動在り方検討委員会を本年度さらに4回程度実施し、その中で市の令和5年度からの休日の部活動の在り方について検討してまいります。  次に、3の(1)の②、部活動の地域移行における生徒の活動の環境の保障についてお答えいたします。議員ご指摘のとおり、生徒数の減少は燕市においても見られることであり、現在複数校で実施している部活動競技も既にあるような状況です。先ほども答弁させていただきましたが、部活動の地域移行は教員の働き方改革に大きく資するものですが、最も大切なことは、スポーツや文化活動をやりたいという生徒の思いに応えられる環境を整備し、未来にあっても生徒がやりたい活動に地域で取り組める環境を保持していくことだと考えています。これを実現するために、燕市部活動在り方検討委員会において検討してまいります。  次に、3の(2)の①、ふるさと教育の成果と課題についてお答えいたします。成果といたしましては、まず各学校で燕市のことを調べ、保護者やほかの学校に紹介したり、自分たちが育った地域のために自分たちができることは何かを考え、地域の防災訓練に積極的に参加したりするなど、地域に根差した取組が今行われていることです。また、令和3年度に実施した児童生徒アンケートでは、地域や社会をよくするために何をすべきかを考えることがありますかという質問で、以前よりも肯定的評価が増えていることです。課題といたしましては、令和3年度に実施した保護者アンケートで、子供と高齢者との関わり、地域の子供への関わりが減少したと感じている保護者や、郷土愛、郷土学習を重要視していない保護者が多かったことです。  最後に、3の(2)の②、大河津分水通水100周年に係るふるさと教育についてお答えいたします。今年度は、全小学校の4年生を対象に信濃川大河津資料館や大河津分水の見学の機会を保障するとともに、3つの小中学校をモデル校とし、通水100周年のイベントと関連させた学習を計画しています。この学習では、大河津分水や長善館の歴史に偉人に係る調査とその紹介、大河津分水の未来の在り方に関する提案などの学習活動を地域の方々と直接関わりながら展開する予定です。これらの学習を通して、子供たちが過去と未来に思いをはせ、ふるさと燕への愛着と誇りを一層育む機会になると確信しています。  以上です。 ◎総務部長(筆頭部長)(遠藤一真君) 私からは、大項目4番の市長とのふれあいトークの今年度の開催予定についてお答えいたします。  令和2年度と3年度のふれあいトークにつきましては、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、開催を中止いたしました。今年度の開催につきましては、8月7日の日曜日に市役所、8月20日の土曜日に分水公民館、8月28日の日曜日に中央公民館の日程で、吉田、分水、燕の各地区1回、計3回を行う予定としております。また、より多くの皆さんから参加いただけるよう、市役所会場でのふれあいトークの様子は動画でライブ配信し、来場いただかなくても視聴できるよう計画しているところです。  以上でございます。 ◆15番(齋藤信行君) じゃ順番にお聞きしたいと思います。  まず、大河津分水路の通水100周年、ここの部分のインフラツーリズムは大体お聞きしたんですが、私そこの中に、旧分水町のときに、洗堰が完成したときかな、新潟のほうにウオーターバスが、通水したということで、それを機に、新潟の方からも見てもらうということで、まちで企画したあれがあるんです。それはどういうことかというとウオーターバスを、水門があるんです、洗堰のところへ。あの洗堰の水門のところに入って、水がちょうど同じになったりすると本流に出たりすることができるんです。それたしか2度呼んで、その代わり新潟の市民の方にもここが要するに越後の守り神なんだよということで、それを見てもらうというあれもありました。それはそれといたしまして、その当時、私の記憶からしますと、あの当時の長谷川市長さんが分水のほう来ると、分水の皆さんにはもう足を向けて寝られないと、いつもそういったリップサービス的なお話をしておりました。そういったことはそれなんですけど、そういう水の水位を知ってもらうのもこれまたインフラツーリズムの一つだと思うんですけど、その辺考えの中に入れてもいいんじゃないかと思うんですけど、そのお考えがあるかちょっとお聞きしたいと思います。  また、残土利用については、市長のほうから先ほど答弁もらいまして、市長も今回4度目の当選なんで、所信表明の中にも大河津分水路の話が入っておりました。計画する前が200年、100年単位でいろいろあったと。私、残土について話をすれば、一番最初の残土というのはほとんど堤防、あと皆さんよくご承知のとおり、源八新田のところに一番最初の掘ったのの山があります。ましてや源八新田には客土の丘という場所もあるんです。その客土のいわれとか、そういった部分、あれは一つの最初の大河津分水路を掘ったときのレガシーだと思います。100年単位で来ているもんで、ここでせっかくですので、市長もはっきり言って4期目なんで、もうベテランの市長だと思います。そういうことを考えると、はっきり言いまして工事には環境という、私何度も言っているんですが、河川法が変わりまして、元は治水と利水だけだったんです。今工事には環境という部門が加わりましたので、自治体の意向なんていうのは本当、この前もちょうどたまたま我々産建の委員会でここの部分、みんな視察してまいりました。また、今日もたまたま、私が質問するのに合わせのかどうか分かりませんけど、新潟日報に大河津分水改修の6年延長、ここにもまた書いてあるように、低水域の川幅を広げることによって200万立米の残土がまた大いに増えたと。私どもが委員会で視察したときには、自治体のほうで何か使い道があったらお願いしますとのことでした。だから、私は国がやることであれば、はっきり言いまして今回も、そのバッジ等にもあるんですが、大河津分水が通水100周年、関屋分水が50周年。関屋分水の残土は何に使われたかは、皆さん多分ご承知のことと思いますがあれは新新バイパスにほとんど使われたんです。あの当時、新新バイパスを造るときに、その当時の設計者は栃木県の、県外の方でしたけど、新潟県には本当要らないような道路を計画したんです。こんなの要らないじゃないかと。でも、今になってみると、ああいった高規格の道路を造って、それがあるんです。市長もよく言っている116号線のバイパスを造るにその残土利用するんであれば、当然ここの前に燕の庁舎ありますよね。極端な話、パーキングでも造ってもらうとか、残土の置場がなきゃ。もう国のやることですから、残土の置場所がなきゃやっぱり工事ができないので、その辺は自治体としても、本当もうベテランの市長になるんだから、その辺は言っていっても私はいいと思うんですけど、それできるできないは別として、その残土の利用で工業団地造るとかそういうふうに、やっぱりそれが言えるのは市長なんです。我々は後押しができるんです。その辺の考えを、また市長、ここで伺いたいと思います。  またあと国定公園、2番目の、私国定公園どうして申したかというと、たまたま今回知事選がありまして、花角知事さんと会う機会が結構あったんです。知事さん、佐渡弥彦国定公園、米山も入るんですけど、どうして名前がつながっているんだろうねと私言ったんです。観光であれば、どういった意味なんだか分からないけど、私が子供の頃には佐渡とつながっているんじゃないかということで、野積とか弥彦のあの辺で鉱山をあれして、銅か何か出たような話ししたお年寄りも、たしか記録にもあるんじゃないかと思うんですけど、あの山脈がつながっているんじゃないか。そういった意味合いもありまして、今はっきり言いまして佐渡が世界遺産に登録するわけです。佐渡の世界遺産だけじゃ、観光は佐渡だけじゃできないんです。佐渡へ行く海路があったわけです。寺泊からも行ったんだろうし、出雲崎からも行ったんだろうし、柏崎からも行ったんだかも分かりません、昔。そういったのを含めた中で、そこに燕市も参加して、そういった観光に加わるのもいいんじゃないかなということでここを入れたんですけど、私それは知事さんにもその辺よく考えて、今度新潟県全体として佐渡金山にも、我々のこの国定公園の意味合いもあるので、考えてもらえないかと言ったんです。それやっぱり市のほうからも言うてもらわないと、このアイデアを出してもらいたいんですけど、その辺の話またここで伺いたいと思います。  3番目の小中学校の教育について。主幹のほうからいろいろ説明ありました。確かに生徒の数も減っているし、私が思うに子供たちがやりたい部活もあるんだろうけど、今の話をトータルすると、とにかく提供するのはやっぱり先生方なり学校の役割だと。私は、これが本当の本旨だと思うんです。極力生徒の希望に合うような形でやっていけて、なおかつ先生方の働き方改革ができるような方向性が、私今の話聞いていると、望ましいんじゃないかなと思います。また、ふるさと燕とかいろいろ、この後の中の話でも、高齢者なり地域との関わりが最近何か少なくなってきていると、そういうような今答弁。私は、そのように取ったんですけど、やっぱり児童なり生徒が家族というか、そういった高齢者なり地域との関わりは、これコロナというあれもあったんだかも分かりませんけど、最近はっきり言いまして運動会なりそういったのも見にも行かなくなりました、地域の役員の方も。そういったこともあったんだかも分かりませんけど、ここ2年のブランクというのは私かなりあると思うので、その辺を把握した中で、またそういった関わりとかそういったのも、ちょうど今たまたまこの後に述べている分水100周年とか、そういったのもありますので、これは我々の地域の場所なもんで、大河津分水路ができたいきさつとか、私児童生徒には、切れた場合は防災計画で、例えば井土巻にある新幹線の駅が、線路ぐらいまで水が来るとか、それはデータで出ているんです。そういったのも教えているのかどうか。また、私も疑問に思ったことがあったんです、東京から来る上越線というのはどうして向こう回っているんだろうと。そしたら、横田切れでかぶらなかったところへ鉄道を通して、それで小須戸からずっと新津回りで新潟に入った、そういうふうな話を、国鉄の時代、私伺いました。それは話としまして、そういったこともこの通水100年には、いろいろそういった逸話もあるので、どういう事業になるのかもまたお願いいたしたいと思います。  また、新教育長としての先ほどの思い、いろいろ伺いました。日本一子供たちが笑顔でいるような燕市にしたいと。私それまで持っていくその気持ち分かるんです。当然教育立市は、これは市がやった立市宣言なんで、私は教育者は今度教育の立市を志に変えて、先生方はね、教育のそういった宣言でもあれなんですけど、そういった気持ちでもってやるような方向性もいいんじゃないかなとひょっと思ったんですが、私新教育長が来たときはいつも聞くんです。燕市の場合は、同じジンザイでも、ザイはきへんの材じゃなくて、貝殻の財だよと。燕市にしてみれば、そういった子供たちは燕市の宝なんだよと、私はいつもそういう気持ちで教育のほうお願いしますと言っていたんですけど、その辺ののにもし答弁ありましたらお願いいたします。  また、市長に4期目の初めであるふれあいトーク、3回やるということですけど、私お願いしたいのは、今回私の前にかなりの議員の方たちが市長には選挙のことで話がありましたけど、はっきり言いまして大きいとか、そういう集まりだとやっぱり出にくい人たちもいるんです。今回私のところに入ってきたのは、やっと選挙があって市長さんの顔見られるやなんて言って、そういったお年寄りが多かったんですけど、たまたま市長もコロナの関連でいろんなこともあったんでしょうけど、本当やるんであればそういった細かい集落単位のような規模で回った、そういったふれあいトークというの私できないのかなというような気がするんですけど、これまたご答弁お願いいたします。 ◎市長(鈴木力君) それじゃ2点お答えします、私のほうからは。残土の話とふれあいトークの関係です。  まず、残土の関係につきましては、先ほど申し上げたとおり、出てくる残土について、国に協力するという意味でも、活用する場所があれば活用していきたいというふうな基本姿勢を持っていまして、例えば今全天候型子ども遊戯施設とか、吉田南の新印青果西部卸売市場の土地とかというのが候補としてはあるんですけれど、我々いろいろと調整すると、例えば河川事務所さんについても、今逆に別の動向で先に使ってもらいたいんだというのもあったりして、結局西部市場のほうは河川事務所さんから出てくる残土なんですけれど、大河津分水のほうじゃなくて、信濃川の河道掘削をしている部分を先に使ってくださいというようなこととか、いろいろありますし、全天候型も浄水場を我々造っているので、人からもらうよりまず自分たちから出てくるものを使わなければならない。そんないろんな事情がありますので、そういったことを全体を見ながら何を先に使っていくかというのを調整しながら進めていっているという状況でございます。今後ずっとまだ6年延長になってさらに出てくるわけですので、その間に、前回の議会で申し上げましたように、都市マスタープランとか、いろんなことを考えていく中で、新しいプロジェクトとか出てくればそれにお願いしたいという方向で計画をつくっていくということになります。市長であれば予算つけて何でもできるんだ、いろいろ国にも言えるんだと、それはそうなんですけれど、一方で行政府の長でもありますので、確実に認められるとか計画があるものをお願いしていかないと、提案していかないと、全く根拠もないのにお願いということもできません。例えば工業団地であれば、前回も申し上げましたが、まずはマスタープランをつくって、こんな計画があるんだというのをつくった上で農水省とかに許可をもらってきて、もうオーケーとなったら、じゃ大河津の土砂をもらおうという話になりますので、農水省の許可も全然もらえないような状況から、どんどんうち団地造るんでお願いしますということはできないのも市長の立場でありますので、そこはご理解いただきたいというふうに思って、いずれにいたしましてもいろんな意味でこれから考えていく、プロジェクトが出てくれば、それは積極的に活用させていただきたいということを申し上げていきたいと思いますし、やっぱり確実にこれはというのがあるのは、116号吉田バイパスでありますので、そこは是非お願いしますということはこれまでも言ってきましたけれど、さらに今年度の要望活動においても申し上げていきたいというふうに思っています。  それから、ふれあいトークでございます。3年ぶりに開催したいと思っていますが、まだコロナ感染が完全に収束したわけではありませんので、その辺も踏まえる必要があるのかなというふうに思っているところでございます。来年度以降、コロナ感染の心配をせずに実施できるよう祈りたいというふうに思っています。 ◎教育長(小林靖直君) 今ほどは議員の教育に向ける大変熱い思いお聞きいたしました。ありがとうございました。共感できる部分が大変多く、心強い気持ちであります。志を立てる立志、その精神が教育に必要なんじゃないかというお話でした。まさにそのように思います。教育者も、そして子供たちも志を立てる、あるいは目的、目標に向かって成し遂げるために努力を続ける、そういった態度を育成していきたいというふうに思っております。それから、人材は人、宝であるとというお話でした。まさに私もそう思います。子供たちは、地域の宝でもあります。地域の宝である子供たちを燕市の宝である地域の皆様と一体となって教育を推進していきたいと、そういうふうに思っております。  以上です。 ◎産業振興部長(若井直樹君) 私のほうから1の(1)の①の水に触れる観光のお話だったかと思いますけれども、事例としてウオーターバスをかつて導入して、実際に水に触れるような観光をしたことがあるというようなお話があったかと思います。まさにインフラツーリズムの王道といいますか、実際にダイナミックなインフラに触れて観光ということなんで、非常に魅力的なお話かと思います。一方で、実際に大河津分水の水に触れるということになりますと、国交省の河川事務所になると思いますけれど、恐らくそういったところの許可をいただいたりとか、あるいはもしウオーターバスみたいなものになりますとそういったものをどこが用意するのかとか、そういったお話もありますので、そういったところいろいろとちょっとまた調べて検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  そして、あともう一点、国定公園のほう絡み、2の(1)の②の関係かと思いますが、佐渡との連携ということかと思いますけれども、こちらのほうにつきましては今も新潟県の観光協会のほうで佐渡の金山をベースに県内各所を巡るような観光ツアー、これをつくっていこうというふうな動きがありまして、燕市にも連携の協力が実際に来ております。具体的な観光のプランなんかも今もう既につくられつつありますので、そういったところでいろいろ連携をしていければというふうに思っております。また、過去も佐渡から金銀を江戸に送るときに北国街道、三国街道に関係する街道沿いの宿場を持っている自治体が集まってサミットをやっているような、そういったことも過去6年ぐらい前にやっておりますので、また世界遺産の機運が高まればそういった自治体との連携もまた具体化してくるかと思いますので、そういった自治体とも併せて連携しながら進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) ご質問いただきましてありがとうございました。ご質問のありましたふるさと教育についてお答えさせていただきたいと思っております。  まず、高齢者との関わり、そしてまた地域との関わりが少なくなっていることについて把握できているのかというご質問いただきました。こちらにつきましては、どのくらい減ったかということについては、残念ながらまだ把握しておりません。ただし、議員がおっしゃったとおり、2年間のやっぱりコロナ関係の関連で学校の中から外に出ることについて少々控えなければならなかったとき、そしてまた外からの方たちに学校に来ていただくことについても控えていただかなければなかった時期がありましたので、そういう意味では確かに減少しているのだろうというふうには想像ができます。  2点目です。防災計画等で洪水があった際にどのぐらいまで浸水するのかというような具体について学ぶ場所はあるのかということについてお答えさせていただきます。こちらにつきましては、それぞれ6月にまずは水防に関する避難訓練等を学校のほうで行うということになっております。これのときにも、防災マップが既に学校のほうに配られておりまして、自分の学校の地域、校区の中ではもしここが切れた場合に、土手が切れた場合についてはどのくらいの水が来るのかというのを踏まえて防災計画を立てておりまして、それに従って訓練を行っております。それが1つ実際に生々しく自分の周りでこういうふうになるんだということを学ぶ場になっているというふうに捉えています。  3つ目です。通水100周年記念に関わってふるさと教育、どんな授業になるのかということについてです。モデル校の授業について少し紹介させていただきたいと思います。例えばなんですが、大河津分水に人が集まるためにはどうしたらいいのかということを課題に設定いたしまして、地域の方たちと一緒にどんなことができるかということを考えて、それを分水サミットという形で学校独自でサミットを開催し、子供たちが発表するというような授業も考えているということです。これは、一応テーマは決まっているのですが、子供たちの課題追求の在り方によっては広がりも深まりもまた変わってくる可能性もありますが、今のところこのような学習も計画されているということについてご紹介させていただきます。  以上です。 ◎総務部長(筆頭部長)(遠藤一真君) ふれあいトークの件でございますが、先ほど市長が答えたとおりではございますが、ちょっと付け足しさせていただきますと、前回令和元年度に実施していますけども、そのとき参加いただいたのが50代以上の方が9割ということで、若年の方からできるだけ参加していただきたいという思いがあります。あと男性が73%でしたので、女性の参加がちょっと少なかったということもあります。そのときに取ったアンケートで子育て世代などから、直接会場に行くことがなかなか難しいので、生中継をやって、参加しづらい方も参加できるようにしてほしいという声もございました。そういうことから、今回から新たに生中継でのネット配信を行ったり、あるいは都合が悪くてちょっと来れなかった、見れなかったという方のために後日録画した内容を配信するということも検討しております。そのように今までなかったようなスタイルを導入しながら、これまで来れなかった、参加できなかった方にも市政を知っていただくという取組をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆15番(齋藤信行君) 1番目の残土利用、市長、私言うのは我々議員はお願いすることしかできないけど、市長はただこれをやりたいんだということを、できるできないは別として、そういう立場だということを私は言いたいんです、できるできないじゃなくて。やっぱり将来的に、僕言っていたのは、そういった立場にあるんで、3期目、3期も務めて、4期目にもなるし、もうベテランの市長であるので、その辺はもうかなり県なり国にもお願いに行っているんで、その辺のあれはできるんじゃないかなと思って、これはやっぱりできるできないは別なんです。やっぱり言っていかなきゃできないこともあるんです。こういった大河津分水の工事は、それこそ完成する時分、俺もうお亡くなりになっている可能性がもう高いんだけど、やっぱり今のうちに言っておかないとできない部分があるので、それでああいう言い方をしたんですけど、市長、その辺あれなんですが、この前も視察したときに職員の方が残土の行き場が見つからなくて大変なんですという話はしていました。特に私市長にお願いしたいのは、渡部地区がそうなるとかなりの残土の置き場所の対象になるんです、近間なもんで。前の最初の工事のときも渡部地区とかあの辺の円上寺には潟がありまして、円上寺潟をかなり埋めたんです。あの近いところに捨てるのが、結局は捨て場所がなきゃ山に捨てるか、そういう形になるんでしょうけど、やっぱり国の事業ということであれば、本当に捨場がなくて、地元にそういった要望があるんであれば、私は国も動くと思うんです、県とか。はっきり言って越後の守り神が大河津分水路ですから、そういった意味合いも込めて、先ほど市長言うたので、できるできないとか、そういうあれなんじゃないんですが、その辺を含めた中でまた答弁、市長、お願いいたします。  あと国定公園も、意味合いもあれなんですけど、せっかくここで、佐渡が金山の今世界遺産の申請出しております。これが通って、そういった連携ができるようになれば、私これ本当実際に選挙戦、花角知事ともいろいろ話したんです。燕市にも国定公園があるんで、どういう意味合いで佐渡弥彦米山国定公園になっているんだろうと。せっかく佐渡の金山が認められたとしても、佐渡だけ単独よりは我々がまとまったほうがかえっていいんじゃないのって、そういった案を県の知事さんのほうで出してくださいと話をしたんです。それで、我々燕市のほうはどういう考えでいるんかなという形で伺ったんですけど、この意味合い、これを含めた中での将来的なビジョンつくってもらいたいんです。また答弁ありましたらお願いいたしたいと思います。  働き方改革と部活地域の移行、本当だんだん生徒も減ってくるし、その委員会も何か4回開いたし、自主的な参加ができる環境を整えている言うているんだけど、まだこれ大まかな案というのは、もう骨格というのは決まったんですか、よく分からないけど。そして、コロナ禍の中で地域との触れ合いとか関わり、高齢者とのそういったあれもなかったのも仕方ないんだけど、これまたはっきり言ってコロナ禍も収まってくれば今度何かやっていくというあれはあるんですか。その辺また今後の課題というか、こういったのを行いたいとか、こういうつもりでいるんだとか、そういったのありましたらここでご答弁お願いいたしたいと思います。  教育長、志を持って、教職員の方は最初はそう思って皆さん教壇に立つと思うんです。それを生徒は見ているんで、私も今があるのはあの当時の先生がいたからあったんかなと思うときもあります。それだけの立場にいるのが先生という、教職者なもんで、その辺また大いに考えた中で、教育長、また陣頭指揮を執って、とにかく今はコロナ禍でいろいろできなかったけど、コロナ禍が終わってきてある程度できる部分もあると思います。私心配しているのは、マスクの問題とか、今度マスクをしていない子が、例えば解除になったとしても、おまえしていねえねっかとか、そういった形でいじめとか、そういった問題もある可能性もあるんで、その辺を今度そういった時期になったときの、俗に言うアフターコロナいうんかな、その辺ののもまたどう考えているか、ここでお聞きしたいと思います。 ◎市長(鈴木力君) 残土の利用につきまして、私もベテランの部類に入ってきましたし、何よりも大河津分水の地元であり、例えば今年みたいな100周年記念事業となれば本当に積極的に取り組んで、その意義というのを発信することを取り組んでいるということで、国土交通省さんから結構信頼されているといいましょうか、頼りにされているといいましょうか、かなり綿密に情報交換を向こうから求めてくるような、そんな存在に今なっておりますので、そういった情報交換の中でいろいろこちらとして提案するべきことがあればどんどん提案していきたいと思いますし、向こうから何かいいヒントがいただけるんであれば、それをちょっと取り入れることが可能かどうか考えてみようと、そんな形でこれまでの経験と築いてきたネットワークというのを生かしながら、この残土が有効に活用され、燕市のまちづくりに資するような、そんな発想で取り組んでいきたいというふうに思っています。 ◎教育長(小林靖直君) 今年度もコロナ禍での教育活動、3年目を迎えておりますけども、感染防止と、それから対面とオンライン含めた豊かな学び、これをしっかり両立させていきたいというふうに考えております。 ◎産業振興部長(若井直樹君) 先ほどありました国定公園の将来的なビジョンということですけれども、自然を題材にしたそれぞれ観光になりますので、佐渡と弥彦、ちょっと海が挟まって物理的に離れているものですから、どういった形で連携できるのかというのは、観光庁のほうでも国定公園ではなくて国立公園の満喫プロジェクトみたいなことをいろいろと全国でもやっておりまして、そういった何か事例を見まして、地理的に離れているような国定公園がどのように連携しているのか、そういった先進事例も含めて、いろいろこれから将来ビジョンに向けて検討をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) 2点お答えさせていただきたいと思います。  1点目は、部活動の地域移行に関してのその骨格はあるのかということについてです。こちらのほうにつきましては、今現在スポーツ協会のほうに委託しておりますつばくろいきいきスポーツクラブ、これがまずは大きな土台になるというふうに考えています。今年度は、このつばくろいきいきスポーツクラブについても指導者にお願いをし、新たなクラブもまた立ち上げさせていただいているというようなところがございます。子供たちのニーズに応じたクラブ数の増加を今後どのように広げていくのか、そしてどんなふうにして教員がそこに関わっていくことができるようにするのかということも含めて、今後検討していきたいと思っております。  2点目です。地域との触れ合いについて課題があるということであったので、それをまた今後どうしていく予定なのかということについてお答えさせていただきたいと思います。既にコロナのほうも大分落ち着いてきていますので、今年度はかなり制限をかけずに、子供たちには3密を回避することを前提にした基本的な感染予防の対策はしてもらいますけれども、それ以外についてはできるだけ元の形に戻せるようにということで各学校工夫して取り組んでいるところでございます。よって、先ほど議員のほうからご指摘がありました地域の方や、またお年寄りとの触れ合いについて、保護者アンケートで少なくなっているんではないかという結果が出ておりますが、そこについても回復していくことは十分考えられるものと考えております。また、先ほどお話がありました大河津分水100周年記念イベントにつきましても、全ての学習については地域から学ぶということが前提になっております。その地域から学ぶということに必ず人との関わりが出てまいりますので、地域の方たちとの触れ合いが大変活発化するのではないかというふうに期待しているとこでございます。  以上です。 ◆15番(齋藤信行君) もう大体分かったんですが、市長、最後市長に、せっかく100周年、市を挙げ、また国を挙げ、県を挙げてやっている通水100周年です。その中において、できることがあったらまた燕市のほうからもいろいろ言ってもらいたいし、私先ほど提案したウオーターバス、これももしできるようであれば、これはっきり言って旧分水のときにやったんです、2度、たしか。分かる職員が分水の中いるかどうか分かりませんけど、2度来てもらって、たしか花火のときと何だったかで2度呼びました。そういったこともあったんで、せっかく水上を知ってもらうには、あれたしか新潟市とか何かの交流でなかったかな、新潟市が、本当分水さん、世話になった、何かそんな話、俺も記憶がちょっとあれしたんですが、そういったことが前あったんです。それも、市長、また頭の中に入れてもらいたいと思います。  あと大河津分水の通水の100周年、主幹、私も小学校のときにそういった授業あったんです。あの当時、私のおばちゃんが生きておりまして、ひいばあちゃんね。あの横田切れのときどこまで水来たんだって、その前に生まれていますんで、うちのこの辺まで、あの当時ここの辺まで来たんだと言って私には教えてくれました。そういったことを書いていって先生に言ったような記憶があります。そういった大河津分水路に関する子供たちの、例えばどういう関心があるんだか、おじいちゃんなりおばあちゃんなり聞くのもいいし、そういった授業も面白いんじゃないかなと思うんで、1つ提案しておきます。もし答弁でもありましたら。
    ◎市長(鈴木力君) 100周年記念事業というのをいろいろやりながら、燕市の魅力を発信していくということは、今年の記念事業をきっかけにずっと続けていく、インフラツーリズムみたいなことにうまく結びつけていきたいというふうに考えております。ご指摘の水上水運というやつですけれど、たしか前回もお話ししたんじゃないかと思うんですけど、燕ジョイ活動部という若者たちの活動の中で1回やってみて、非常に面白いということで、そういったことを何回かやる価値はあるんだろうなというふうに我々自身思っています。ただ、通年のツアーみたいな形で、それは無理だと思いますので、1回、2回のイベントの中で、へえ、そうなんだと、すごいんだねということを体感してもらう機会をつくるということは、私は意義があることだと思っております。 ◎教育委員会主幹鈴木華奈子君) ふるさと教育についてのご提案ありがとうございました。今議員のほうからご提案ありましたとおり、自分の身近にいる方からお話を聞くということも非常に大きな学びの場になると思っています。子供たちのほうでは、中学校のほうでも地域の方と共に学ぶ学習というのも計画されておりまして、大河津分水に関する地域の方々の思いをインタビューすると。そのインタビューの結果を基にしてまた発表していくというようなことも計画されているようでございます。是非ともまた議員からご提案されたものについても紹介をさせていただきまして、学びが深まるように働きかけていきたいと思います。ありがとうございました。 ◆15番(齋藤信行君) 以上で私の一般質問を終わりにしたいと思いますが、最終日の最後になりました。市長におかれましては、4期目の最初の定例会ということで、日本一輝ける燕市を目指して、またリーダーシップ、また指導力を発揮して頑張ってもらいたいと思います。  以上、終わります。 ○議長(大原伊一君) お諮りします。議案審査のため、明日から23日までの7日間休会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大原伊一君) ご異議なしと認めます。よって、議案審査のため、明日から23日までの7日間休会と決定しました。  次回は、6月24日に本会議を再開します。  全員ご起立願います。大変ご苦労さまでした。          午後 2時14分 散会...